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登録日:2011/06/24(金) 21 03 40 更新日:2024/05/09 Thu 21 30 56NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 NO_MORE★HEROES PS3 Xbox360 ghm mmv アクション オマージュ クエンティン・タランティーノ グラスホッパー・マニファクチュア グラセフ ゲーム ノーモア★ヒーローズ バカゲー マニアック マーベラス ロバート・ロドリゲス 殺し屋 編集中 豪華声優陣 須田剛一 殺りまくり。 俺の名はトラヴィス。日本のアニメとプロレスを信奉する殺し屋だ。 エモノはネットで落札したビーム・カタナ。 軽い殺人依頼を受けて、気の向くままに刀を交える、ありきたりな殺し屋だ。 しかし、どいつもこいつも刀のサビにもなりゃしねぇ。 いつしか殺しは特別な事ではなくなっていた。 そう……、 あの女に出会うまでは。 「NO MORE★HEROES 英雄達の楽園」は2010年6月22日に発売された、グラスホッパー・マニファクチュア(ghm)開発、 マーベラスエンターテイメントから発売されたPS3及びXbox360用のゲームソフト Wiiで発売された『NO MORE★HEROES』の+α移植作品でもある 米国殺し屋協会(通称、UAA)の第11位の殺し屋に認定された主人公、トラヴィス・タッチダウンが、 10人のランカーを殺し、ランキングトップになることを目的としてアクションアドベンチャーゲーム。もとい、バカゲー。 アメリカ西海岸をモデルとした「サンタデストロイシティ」が舞台であり、 須田剛一が制作した作品としては珍しく自由度の高いゲームシステムが特徴的である。 しかし、須田が過去に発表した作品同様、登場人物、物語、演出、設定、 果てはエンディングや説明書にまでバカゲーとしての要素が随所に散りばめられており、ghmの最高傑作と言っても過言ではない…………かもしれない。 ★キャラクター ●トラヴィス・タッチダウン(声 中井和哉) 本作の主人公。日本のアニメ、格闘技、映画オタクのしがない殺し屋。 ライトセーバーによく似た武器「ビーム・カタナ」とプロレス技で標的を殺る。 尚、本作と同じく須田が手掛けたkiller7に登場するトラヴィス・ベルとの関係は不明。 ●シルヴィア・クリステル(声 井上麻里奈) 米国殺し屋協会(UAA)のエージェントで、トラヴィスをランキング戦に誘い入れた張本人。 決め台詞は「さあ、狂い咲きの園へ」。 ●ジーン(声 能登麻美子) トラヴィスの元恋人。 別れの日以来会っていない。 ●ヘンリー・クールダウン(声 小西克幸) トラヴィスのライバルにして謎のイケメン。 普通にプレイしただけでは一度しか登場しない。 ●ジーン トラヴィスの飼い猫。可愛い。ひたすら可愛い。 名前はもちろん、上記の元カノから。 ●ヘルター・スケルター 元UAAランキング第11位の殺し屋。 OPであっさり退場。 ●デスメタル(声 成田剣) 第10位の殺し屋。「聖剣」の異名を持つ。 ●ドクター・ピース(声 大塚周夫) 第9位の殺し屋。黒い噂の絶えない悪徳刑事。離婚歴あり。 ●シノブ(声 喜多村英梨) 第8位の殺し屋。サンタデストロイの高校に通う女子高生。 トラヴィスを父の仇と呼んでいるが……。 ●デストロイマン(声 坂口候一) 第7位の殺し屋。 アメリカンヒーローになりきって殺し屋活動に勤しむ郵便局員。 ●ホリー・サマーズ(声 折笠富美子) 第6位の殺し屋。元傭兵で現在はモデル。 殺し屋らしくない夢見がちの文学少女。彼女との戦いは、トラヴィスを大きく成長させた。 ●レッツ・シェイク(声 佐藤せつじ) 第5位の殺し屋。緑のモヒカンが特徴。 局地的大地震を引き起こす装置を使うが……。 ●ハーヴェイ・モイセイェヴィチ・ヴォロダールスキー(声 遊佐浩二) 第4位の殺し屋。表向きは世界的に有名なマジシャン。 名前の頭文字を取ると、HMV。 ●スピードバスター(声 斉藤貴美子) 第3位の殺し屋。 買い物カートを改造した超巨大な砲台が武器だが、老齢で痴呆気味。 トラヴィスの師匠と因縁があるらしい。 ●バッドガール(声 三瓶由布子) 第2位の殺し屋。 ゴスロリ服に身を包んだ快楽殺人者。 好きなものはビールのおやじギャル。 ●ダークスター(声 玄田哲章) 第1位の殺し屋。トラヴィスの父親を名乗る。 以下、ネタバレ注意 1位との戦いを目前に控えたトラヴィスの元に掛かってくる一本の電話。 電話の相手はシルヴィアの母親を名乗る女性だった。 そして彼女は、衝撃の事実を語る。 UAAなどと言う組織は、この世に存在しない。 全てはシルヴィアの狂言だった。 衝撃の事実に困惑するトラヴィスだが、シルヴィアのママは、 「ここまで来て引き下がる訳にはいかないでしょう」とトラヴィスの背中を押す。 そしてトラヴィスは、第1位のランカーが構える荒野へと向かった……。 以下、更なるネタバレ 第1位の殺し屋、ダークスターと対峙したトラヴィス。 彼は、自分はお前の父親であると名乗る。しかし、両親は随分昔に他界している。 何をバカな事を、と軽くあしらうトラヴィスだが、ダークスターの言葉に全てを思い出す。 あの日、トラヴィスの両親を殺したのは、 かつての恋人、ジーンだった。 トラヴィスが全てを思い出すのと同時に、 何者かに股間を貫かれて絶命するダークスター。 そして倒れる彼の後ろから姿を現したのは、ジーンだった……。 此処からは須田の作品らしく少々コミカル。 正体を教えてくれと頼むトラヴィスだが、ジーンは「私の所為でこのゲームの発売に関わるような事があったらどうするのよ」とメタ発言。 結局、トラヴィスの提案で彼女が正体を語るシーンは早送りされるが、どうやら彼女はトラヴィスの腹違いの妹らしい。 困惑しながらも、両親の仇を殺るべく、トラヴィスはビーム・カタナを抜く……。 以下、最後のネタバレ ジーンを倒し、事実上第1位の殺し屋となったトラヴィス。 ある日、自室のトイレで用を足している最中、突然殺し屋の襲撃に遭う。 しかし、突如現れたヘンリーにそのピンチを救ってもらう。 ライバルとの決着をつけるべく現れた彼は、トラヴィスに用意をさせると、外の駐車場にて最後の戦いを申し込む が、 剣を交えている最中、彼はまさかの発言をする。 「オマエは俺の双子の弟だ!」 「シルヴィア? 我が妻、シルヴィアの事か!?」 この展開には、プレイヤーは愚かトラヴィスまで置いてけぼりを食らう始末。 しかし、剣を交えていく内に「嘘じゃない気がしてきた」と彼は笑う。 結局この後もグダグダの戦いが続き、最終的には……、 ヘンリー 「この展開、どう収拾をつけるつもりだ!?」 トラヴィス 「え!? 俺がシメるの!?」 と2人ですらどうすればいいのか分からないままエンディングを迎える。 「この記事、どう収拾をつけるつもりだ!?」 「え!? 俺が追記・修正するの!?」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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killer7メッセージ集 (ver.1.0) by ゲーム好き名無しさん (part6の503ぐらい) はじめに このテキストはムービーや『キラー7 オフィシャルコンプリートガイド』に載っていないメッセージを文字起こししたものです。 このテキストとコンプリートガイドを合わせれば、だいたい全部のメッセージが読めるはずです。たぶん。 諸注意 ・あたりまえですがネタバレ全開なので、ネタバレを嫌う人は読まないでください。 ・文字起こしは手作業でやっているので、誤字脱字がないとは限りません。むしろたぶんあります。 ・特にkiller7の半角スペースは文字がウネウネ動いているせいでスペースが空いているのか空いてないのか微妙なときがあって、そのへんはけっこうアバウトに処理しています。気を付けてください。 FAQ ・転載や再配布しても可? :このファイルはかなり自由な気持ちでアップロードされたものです。一部または全文を転載、あるいはファイルごとアップしても個人的にはまるで構いませんが、なんていうか著作権的なリスクは自己責任でお願いします。 ・改変しても可? :このファイルはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスっぽいノリで書かれています。足りないところの補足、間違いの修正、読みやすくするための改変等々してくれて結構ですが、できればその時はテキストの最初にある名前と、この下にある改定履歴にも書き足してくれるとうれしいです。 ・今言ったクリエイティブ・コモンズ・ライセンスって何? :私にもまったく分かりません。 ・正直このテキストは読みづらくないですか? :言い訳になりますが、もともとこのファイルは自分用に作ったもので、『egword』というどマイナーなワープロソフトで作られていました。これを誰でも読めるようなファイル形式に変換したところ、もともとあったルビは二重角カッコ《》に変わり、ページ割りはなくなり、書体は太字とノーマルの2種類だけになったのです。 ・なんでこんなものを作る気になったんですか? :killer7とか超好きだからです。なぜテキストベースになっているのかというと、細かいセリフをちょっと見直したい時なんかには、セーブ地点からゲームをやり直したり録画した動画を見るよりも、文字起こししてあるととても簡単に探し当てられるからです。 改定履歴 Ver.1.0 ・2007年5月12日 - 公開 「天使」オープニングデモ 路地を歩くガルシアン。 テロップ〈ガルシアン・スミス〉 路地を歩くミルズ。歩きながら尻ポケットから封筒を出す。 すれ違う二人。すれ違いざまに封筒はガルシアンに渡される。 テロップ〈クリストファー・ミルズ〉 ミルズは去り、ガルシアンは路地から路地へ歩き続ける。 あるビルの前でミルズから携帯が鳴る。 ミルズ「そこが巣だ」 ガルシアン「このアパートが?」 ミルズ「連中《ヘヴンスマイル》の群れだ 調べでは14匹が棲みついている」 ガルシアン「全部殺《ト》っていいのか?」 ミルズ「1匹は生け捕りにしてくれ ココの親玉《ボス》が居るはずだ」 ガルシアン「情報《データ》は?」 ミルズ「会えばわかるさ “笑う顔《ヘヴンスマイル》”とは決定的に違う」 ガルシアン「了解した《ラジャー》」 ミルズ「神に笑いを」 ガルシアン「悪魔に慈悲を」 電話は切れ、ガルシアンはビルに向かう。 多目的施設“セルティック”の乱戦 Free for all fight in the Multipurpose facikity "Celtic" building. NEWORDER NO.33 “笑う顔”本陣壊滅依頼 及び、首領の生け捕り ORDER Destroy the "Heaven Smile" Headquaters, Catch the chief alive. セルティックイリグチ 監視カメラを見返すガルシアン。監視カメラの映像でガルシアンがダンに変わる。 ビルに入ったダンの前に、青年が現われる。 青年「この先は危険だよ 行かない方がいい 俺の仲間《ダチ》が死んだ」 青年はふらふらと歩いてダンの傍らを通り過ぎる。ダンは振り返ろうとしない。 青年「みんな殺《ト》られちまったよ こんな連中《ヘヴンスマイル》にな」 青年の姿がヘヴンスマイルに変わる。 青年「俺は選ばれたんだ」 テロップ〈ヘヴンスマイル〉 襲いかかるヘヴンスマイルを、振り向きざまに一撃で撃ち抜くダン。 ダン「14匹どころじゃねェな」 唾を吐いて、 ダン「増殖《デュプリケート》してやがる」 テロップ〈ダン・スミス〉 「天使」中間デモ(1) 走って逃げる青年。 青年「助けて!」 疲れに立ち止まる青年の背後からヘヴンスマイルが追い付く。 振り返った青年はパニックになりながら助けを求める。 青年「た 助けてくれ!」 抱きつき爆発するヘヴンスマイル。青年の生首が飛び散る。 「天使」中間デモ(2) 壁にすがりながら逃げる若い女。 女「ねえ 助けて」 手を伸ばすが、そのまま倒れ込んでしまう。 背中には血まみれの傷痕。 床に血が広がっていく。 「天使」中間デモ(3) ヘヴンスマイルに追い詰められる若い女。 女「やめて なにコレ?」 床を這いずるヘヴンスマイルが女に近付いて行く。 女「キモい」 ヘヴンスマイルは女に手をかけ、爆発する。 血まみれで倒れる女。 女「助けてください」 女は事切れる。 「天使」ボス戦前デモ ハーマンと、その車椅子を押すサマンサ。 テロップ〈サマンサ・シットボーン〉 サマンサは車椅子をハーマンに委ね、車椅子から手を放す。 サマンサ「お気をつけくださいませ御主人様《マスター》」 お辞儀するサマンサと、車椅子を動かして回廊を進むハーマン。 テロップ〈ハーマン・スミス〉 ハーマンの背後でサマンサが(監視カメラの変身のように)消える。 暗転。 ホール中央のソファに座る天使。 天使「そう 私がココの主《アルジ》よ あのコたちは役目を果した でも残りのコたちは アナタに殺《ト》られたようね」 天使は立ち上がり、腕を天に掲げ語りかける。 天使「どうして私たちを狙うの? 使命を持つことが許されないことなの? 神々の命に従っているだけなの 人間を殺《ト》ることは天命よ 根は もう腐っているの」 ハーマンに手を伸ばし、 天使「腐りきった老人《ロートル》のようにね」 ハーマン「子供《ガキ》は寝る時間だ」 「天使」エンディングデモ ソファに座ったクン・ラン。 クン「おや バレたか?」 ハーマン「冗談が過ぎるな 君《クン》は」 テロップ〈クン・ラン〉 クン「それはすまなかった」 ハーマン「30年前と同じだ 何度殺《ト》っても結果は変わらない」 クン「そう チェスのようにね 君は強い」 ハーマン「何故か わかるか?」 クン「さあ」 ハーマン「君が弱いからだ」 のけぞって笑うクン。 クン「新しい世代の子供たちが この時代を清算する」 ハーマン「君は良き友だ だが 利害は一致しない 背負うものが大きいのだよ もう遊びの時間は終わりだ」 クン「まだ 遊べるさ 夜は長い」 ハーマン「ダンスの時間だ」 クンの“神の手”を撃ち抜くハーマン。 クンは銃弾を掴み、遠くのビル(放送塔?)に吹き飛ばされるが悠然と着地する。 クンの左手から掴み取られた銃弾が落ちる。 “神の手”を誇示するクン。 セルティックの窓からその様子を窺うハーマン。 ハーマン「夢から醒めたか」 クン「隣人《ハーマン》よ サイズは変わったんだ この手で統率《コントロール》するのだよ 世界は変化を続ける すべてはパスポートサイズになる」 哄笑するクン・ラン。 「天使」 完 駆除した“笑う顔”:ラララ人 The day when that laugh disappers from this world draws near 続 「落日」へ 「落日」前編 オープニングデモ 夜空に何かの輝き。 テロップ〈3. July. 1998〉 ナレーション「あらゆる国際紛争が終結し─ この日は世界平和元年の祝日となった」 小さな輝きはうっすらと光る太陽の輝きになり、地球の稜線が明らかになる。徐々に太陽が地球を強く照らしていく。 ナレーション「大国は世界規模の治安維持活動を 早急に押し進め 世界は一丸となって “悪の根”を絶つことに全力を尽くした 国際社会はテロリズムの鎮圧を旗印に 全ての航空輸送の撤廃を 二年という短い歳月で完了した」 カメラの視野が広がる。ホワイトアウトする視界。 ナレーション「世界は変わった」 青空と洋上に伸びる長大な橋。 ナレーション「2002年 大陸間横断道路網が大西洋上に開通 翌2003年には」 カメラが下方に移り、橋の下の巨大なメカニックを映す。 ナレーション「大陸間物資運搬システムを着工 都市人口の居住すら可能なほどの 広大なプレートを海上に浮かべた」 核施設。入口には厳重な南京錠が掛けられている。 ナレーション「核エネルギー技術には封印がされ」 上空から見た島の映像。 ナレーション「インド洋沖の縮減ドーム内で 放射性物質の処分が実施された」 打ち上げられるミサイル。 ナレーション「そして 残された脅威 大陸間横断ミサイルの廃絶が 国際社会の最終目標となった」 空母から発射される迎撃ミサイル。 二つは上空で激突し爆発する。 ナレーション「世界は ミサイルと迎撃用ミサイルの 高高度での激突による廃棄処分を パフォーマンスとして展開した」 凱旋門上空で美しく爆発するミサイル。 ナレーション「人々は上空で炸裂する─ ミサイルショーに驚喜する」 自由の女神の上空で美しく爆発するミサイル。 ナレーション「平和の象徴と言っていい光景であった」 暗転。 ナレーション「しかし新時代の脅威が出現した」 テロップ〈2003〉 国連本部ビル。 ナレーション「国連での世界平和条約調印式を 新たなる民 “笑う顔《ヘヴンスマイル》”のテロリズムが襲う」 調印式の壇上。隅にいる男が暗く微笑む。爆発。ビルの窓から激しい煙があがる。暗転。 ナレーション「国連の中枢機能は完全に停止する」 再び地球と太陽のショット。そして青空。 ナレーション「それは テロリズムのためのテロリズムであった」 広大な原野を走る長い国道。電話ボックスの傍らに車が停まっている。 ナレーション「その恐怖に世界は沈黙するしかなかった」 電話ボックスの中の男は受話器を取り、電話機のプレートを外し一連の機械操作を行なっている。 ナレーション「既成の軍隊 警察といった機関に “笑う顔《ヘヴンスマイル》”に対抗する術はなかった “笑う顔《ヘヴンスマイル》”を根絶できるのは 限りなく全知全能に近い能力を持った 殺しのプロフェッショナルだけ」 男は受話器を取り何事か話す。 その背後に現われた別の車の窓が開き、男をライフルで狙撃する。 ナレーション「大国を動かす者たちが」 血まみれの電話ボックス。去っていく狙撃手。 ナレーション「“killer7”と接触を開始する」 ガルシアンの家。朝食か。 留守番電話『ご用の方は メッセージをどうぞ』 ガルシアンは静かにコーヒー(?)を飲む。 留守番電話の声『こんにちは スミスさん 選挙が近づいています 投票の決断はお済みですか? 我が民産党に清き1票を! 良い一日を!』 ガルシアン「汚《ヨゴ》れた1票だろ」 ハーマンの部屋 ハーマンを小突き回すサマンサ(私服)。 手に付いたハーマンの涎を見て、平手打ちにする。 サマンサ「何? 食事?」 その様子を見ているガルシアン。サマンサは一歩下がりガルシアンに向き直る。 サマンサ「早くしてね 9時から講義あるからさ」 ガルシアンは無言。 (ガルシアンはテレビを点け、ハーマンの人格を呼び出す) 場面は暗い部屋(?)の中に移る。 サマンサ「御主人様《マスター》がお目覚めです」 メイド姿のサマンサがハーマンの傍に立っている。二人に近付くガルシアン。 ハーマン「ガルシアン 楽にしろ」 ガルシアンは跪き礼をしながら、 ガルシアン「御意 勅命です マスター」 ハーマン「友人《クン》の意識を感じた 国を消そうとしている」 ガルシアン「では コンタクトします」 ハーマン「客人《フィクサー》であれば呼べ」 ガルシアン「御意」 ハーマン「サマンサ 消せ」 サマンサ「御意」 リモコンを取り出しテレビを消すサマンサ。 場面は再び元の部屋に。 サマンサ「もう時間なんだけど?」 ガルシアン「ああ ありがとう」 サマンサ「また明日」 ガルシアンが差し出した紙幣をサマンサが取り、投げキスをして去っていく。 Garcian s House Seattle Suburb Seattle Urban Area Washington Washington D.C National Defense Area Department of Defense オペレーションルームが突如騒然とする。 オペレーターA「見てください!」 オペレーターB「バグ? 侵入されたのか?」 オペレーターA「間違いありません 200発です」 オペレーターC「なんてことだ 国が消滅する」 オペレーターD「着弾地点はまだか?」 オペレーターA「出ました! 日本《ニッポン》です」 オペレーターB「“花火《ミサイル》”の準備は?」 オペレーターD「無理だ 諦めろ」 オペレーターB「我国《ワガクニ》の同盟国だ」 オペレーターC「待て 我々が決めることではない」 オペレーターB「馬鹿な 手遅れになるぞ!」 オペレーターD「大罪を犯す気か?」 オペレーターC「大統領に繋いでくれ」 受話器を取るスペンサー。 スペンサー「大統領へ緊急連絡です スペンサーです 日本へ200発の弾《ミサイル》が発射されました 演算戦を回避しているため─ 軌道が読めません 迎撃開始は 着弾2時間前に限られます “花火《ミサイル》”を上げましょうか?」 スペンサーの手が操作パネルに伸びる。 スペンサー「大統領 ご判断を」 Department of Defense National Defense Area Washington D.C Washington Seattle Urban Area Seattle Suburb Highway Bridge 雲間から空がのぞく天気。橋を歩くガルシアン。その先には欄干に寄りかかったミルズがいる。ミルズの後ろには駐車してある濃緑のスポーツカー。 ガルシアンはミルズの隣に背を預ける。二人は顔を合わせない。 ミルズ「弾《ミサイル》が飛んだ」 ガルシアン「何処《ドコ》に飛ぶ?」 ミルズは尻ポケットから封筒を出しながら、 ミルズ「日本だ」 ガルシアンが受け取った封筒の中には写真が入っている。 ガルシアン「ワシントンか?」 ミルズ「『料亭フクシマ』 人気の名店だ」 ガルシアン「獲物《マト》は?」 ミルズ「主宰《オーナー》のトオル・フクシマ 日本の国連会と 政府の仲介役だ」 ガルシアン「国の仕事?」 ミルズ「全政党からの依頼だよ 日本が反目してきたんだ」 ガルシアン「それで 日本を叩くのか?」 ミルズ「それは 連中の出方次第さ」 ガルシアン「悲劇が始まるな 日本はどうなる?」 ミルズ「大統領次第だ リミットは18時間」 ガルシアン「ワシントンが主戦場か 荒れるな」 ミルズ「行き詰まったら カサイという男に会ってくれ 日系コミュニティに精通した情報屋だ 詳しいことは中に入っている 引き金を引いたのは黒幕のフクシマだ 日本の価値が試される」 Highway Bridge Seattle Suburb Seattle Urban Area Washington Washington D.C Main Area Restaurant Fukushima 懐石料亭“フクシマ”の決戦 Japanese Restaurant "Fukushima", a decisive battle. NEWORDER NO.34 トオル・フクシマ総裁抹殺依頼 ORDER Kill Owner Toru Fukushima 「落日」前編 中間デモ(1) 玄関の奥から3人の若衆がやって来る。 若衆A「いらっしゃいませ お一人様で?」 マスク「フクシマさんに会いたい」 若衆A「どういったご用件でしょうか?」 マスク「フクシマオーナーを殺りに来ました」 若衆A「かしこまりました どうぞ お召し上がりください」 3人が深々とお辞儀をするや、その姿がヘヴンスマイルに変わる。 すかさずグレネードランチャーを撃つマスク。敵は四散する。 「落日」前編 中間デモ(2) 返り血にまみれた厨房。コック(デポール)が銃を片手に震えている。 近付くマスク。 マスク「その右手はなんだ?」 デポール「違う コレは」 マスク「動くな!」 グレネードランチャーを構えるマスクに、デポールは後ずさりながら弁明する。 デポール「だから 違うんだよ!」 マスク「動くな 少年《キッズ》」 デポール「やめろ 撃たないでくれ!」 マスク「じっとしてろ!」 パニックに陥ったようにデポールはマスクを撃つ。 しかしマスクは迫る銃弾をヘッドバットで叩き落とし、グレネードランチャーを発射する。 グレネードの銃弾はデポールの横を通り過ぎ、背後のヘヴンスマイルを破壊する。 マスク「ここで何をしていた?」 デポール「片づけさ いつも料理長《シェフ》から言われていたんだ 『料理人《コック》は床を舐めろ』ってね 厨房の掃除は仲間への弔いなんだ」 マスク「仲間《アミーゴ》は どうした?」 デポール「さっきの“笑う顔《ヘヴンスマイル》”がそうだよ」 マスク「ココは危ない 外へ逃げろ」 言い残してマスクは去っていく。 後に残ったデポールの意味深な笑顔。 デポール「カッコいいね」 「落日」前編 中間デモ(3) 近付くハーマンに気付き、お辞儀で迎えるキスギ。 キスギ「お待ちしておりました ご案内いたします フクシマは奥で御座います」 開いた襖の奥に進むハーマン。 フクシマが席についている。 テロップ〈トオル・フクシマ〉 ハーマンも車椅子で同席する。 フクシマ「茶人に憧れましてね この仕事を選びました」 ハーマンはフクシマが出す茶をすすって、 ハーマン「どの仕事を指しておられるのですか?」 フクシマ「これは厳しい 痛快な人だ 修羅に生きる人 特有の洒落《ユーモア》ですかな? 深読みですよ 私は国を導く政治屋に憧れました しかし そこは寸劇の世界だった 劇場で働いていたのですよ 政治屋はただの演者だった」 ハーマン「演者になる気は?」 フクシマ「政府が接触してきました 絵を描かないかと」 ハーマン「絵? 絵図《シナリオ》を描くと?」 フクシマ「喜んで絵師《ライター》になりました」 ハーマン「それが“総裁”の仕事ですか? フクシマ総裁」 この問いにフクシマは答えず、手を叩いてキスギを呼びつける。 フクシマ「茶菓子をお願いします」 キスギ「かしこまりました」 テロップ〈ジュリア・キスギ〉 フクシマも茶をすすり、しばらくしてから話し出す。 フクシマ「昔の話です 若手で結成した[7人会]が 【八雲《ヤクモ》当時内閣政策論】を策定しました ですが 党幹部が書類を消失─ [7人会]は派閥に組み込まれ 解体 政権圧力の洗礼を受けました 同時にね 悟りましたよ ココでは他国と戦えないと」 キスギが茶菓子を運んでくる。 ハーマン「有能な秘書をお持ちで─ 羨ましい限りです」 フクシマ「アナタほどではありませんよ どうもありがとう」 キスギに礼を言い終わるのと同時に、フクシマはキスギの銃で頭を撃ち抜かれる。 キスギはハーマンに銃を突き付け、 キスギ「【八雲】を出せ」 ハーマン「礼儀を知らないお嬢さんだ」 卓に手をつき勢いをつけて後ろに下がるハーマン。キスギは銃を発射するが手応えがなく、フクシマの死体を置いて立ち去る。 「落日」前編 ボス戦前デモ 炎に包まれた回廊に立つキスギ。 キスギ「合衆国の飼い犬ね いいわ 面白そうね 殺し屋の血が勝手に騒ぐの ココからは趣味よ 撃ちあう覚悟はあるのかしら? 殺《ト》り合いで勝負 倒れたら負け 1分持てば 上等ね いいかしら? 殺《ト》るわよ!」 「落日」前編 エンディングデモ 倒れたキスギ。 キスギ「【八雲】は 合衆国《クニ》を滅ぼすぞ 手を引け 血の審判が下されるぞ」 ネックレスを引きちぎり噛み付くと、内蔵された爆弾が爆発する。 後に残った血と、降ってくるキスギの割れた眼鏡。 「落日」前編 完 「落日」後編 オープニングデモ Garcian s House Seattle Suburb Seattle Urban Area Washington Washington D.C Main Area The Real cafe 窮屈な席に座るカサイ。 テロップ〈ヒロ・カサイ〉 ガルシアン「狭い」 ガルシアンも同席しているが、テーブルは椅子よりもはるかに小さく狭い。 カサイ「こっちに留学している時から 使ってる店でね いいでしょ 汚くてね」 ガルシアン「世間話に来たわけじゃない 情報を伝えればいい」 カサイ「わかりました では 新しい依頼です ミルズさんから承りました」 写真をテーブルに置き、 カサイ「この男を殺してください ジャン・デポール 23歳 料亭フクシマの見習い料理人《コック》です」 コーヒーを口に運ぶガルシアンと、ぴしゃりと写真を叩くカサイ。 カサイ「コイツはスパイだ」 ガルシアン「どうしてわかる?」 フクシマ「政府官僚を何人も暗殺した 国際A級諜報員だ」 ガルシアン「奴の居場所は?」 カサイ「角《カク》ビルかな 各国の結社《シンジケート》が雑居する法治区域です」 ガルシアン「すぐに片付けよう」 席を立ち日本式のお辞儀をして、 ガルシアン「サヨナラ」 The Real cafe KAKU Building 国際情報 交流法治区“角ビル”の騒乱 Turmoil at the "Kaku" building, International Information Exchange Government Ward NEWORDER NO.35 諜報員ジャン・デポール抹殺依頼 ORDER Erace agent Jean Depaul from existence 角ビルの会議室で、クララ・キバの二人とマツケンがテーブルを挟んで対峙している。 キバ「時間切れか “花火《ミサイル》”は咲きそうにないな」 クララ「戦後復興から65年」 テロップ〈ヒロヤス・クラハシ〉 クララ「儂らが必死に作り上げた日本は─ 再びこの国に葬られた」 テロップ〈シンヤ・アキバ〉 キバ「若い者に託すから暴走するんだ どうケジメつける?」 マツケンがテーブルを強く叩き、 マツケン「ゴチャゴチャうるさいんじゃ!」 テロップ〈ケンジロウ・マツオカ〉 マツケン「何様じゃ?」 キバ「若い奴はキレやすくてたまらん」 クララ「自分にキレろ ほらっ!」 クララは拳銃をマツケンに投げてよこす。くっくっと笑うキバ。 キバ「自害しろ」 クララ「それとも その銃で儂らを殺《ト》るか? いいぞ 殺っても」 キバ「死ぬ覚悟はできている」 クララ「儂らを殺って気が済むなら 殺れ でもな何も変わらんよ」 キバ「儂らも 先代を殺ってきたんじゃ」 銃を手にそのやり場に迷うマツケン。 クララ「撃つ根性もないか」 キバは低く笑いながら、 キバ「この会もいよいよ終わりだ」 キバとクララは顔を見合わせ笑う。 逆上したマツケンは咆哮し、二人の頭を撃ち抜く。 直後に下顎に銃口を構え自害を図るが、傍で何者かが舌を鳴らして呼ぶ音に気付く。 マツケンの横にはいつの間にかクン・ランが座っている。 クン「ジェントルマンだったら正装するものだ」 死を覚悟した重圧と驚きで荒い息のマツケン。 マツケン「おどれ何者《ナニモン》じゃい?」 砕け散った頭のクララとキバが何事もなかったように話し出す。 クララ「老人《ロートル》は 邪魔者扱いなんだよ 価値をわかっておらんのさ」 クン「いやいや 資質は感じるよ」 キバ「アンタに預けるよ」 クンの神の手が輝き、マツケンの首根っこを掴む。 苦しげにうめくマツケン。クンが手を放すと、マツケンは落ち着いた様子。 キバ「相棒《クララ》よ どう思う?」 クララ「開眼したな」 手を叩くクララ。 クン「君たちとの絆も コレで永遠だ」 マツケンは先程までと打って変わった様子で堂々と席を去っていく。 マツケンを追っていたカメラがテーブルに戻ると、クンら三人の姿が消えている。 「落日」後編 中間デモ(1) マスクと対峙するデポール。 デポール「また会ったね ベビーフェイス」 マスク「君がヒールだったとは 僕の活躍《マイクアピール》は無駄だったようだね」 デポール「ルチャリブレは 子供の番組だろ? ガキと遊んでいるのがお似合いだぜ 覆面野郎《マスクマン》」 マスク「子供《キッズ》は正直だ 誰が一番強いか知っている」 「落日」後編 中間デモ(2) 麻雀卓を囲む四人。背後には手付かずのカツ丼。 (以下、若々しい声の日本人をクラモト、枯れた声のギョロ目の日本人をオオタ、白人をダッドリー、濁声の黒人をジェファーズとして記述) クラモト「足下を見ているつもりか? 台本は一本じゃないぞ」 ダッドリー「履き違えるなよ サルが 瀕死の身で 綱を握れると思うな!」 クラモト「咆《ホ》えろ 番犬が咆《ホ》えとる」 オオタ「チー 性根が見えた 外道が顔を出した」 ダッドリー「合衆国に吐いた言葉と受け取るぞ」 オオタ「ポン」 クラモト「黒い絵図《シナリオ》を描いた者《モン》の勝ちだ」 ジェファーズ「サルに描けるのか?」 クラモト「強いぞ サルは!」 オオタ「ポン」 ダッドリー「飼い犬ばかりじゃない 闘犬が噛み付くぞ」 クラモト「咆《ホ》え面《ヅラ》かくなよ」 オオタ「チー」 ダッドリー「何?」 裸単騎になっているオオタの手牌。 ジェファーズ「単騎で何ができる? 勝負を捨てたか!」 クラモト「噂に違わぬ阿呆《アホ》番犬だな 余所見《ヨソミ》をしていると 殺《ト》られるぞ」 ジェファーズ「黙れ サルが! リーチ!」 オオタ「牌が泣いている 貴様《アンタ》の背中 透すけてる ロン」 裸単騎の手牌を倒すオオタ。 スローモーションで伍萬の牌が倒れる(九蓮宝燈である)。 ダッドリー「ふざけるな!」 クラモト「難癖はやめろ 惨めだ」 じっと卓を見ていたジェファーズが何かに気付く。 ジェファーズ「笑わせるな よく見なさいよ フリテンだ」 オオタ「何?」 クラモト「糞がッ! 限界だな」 四人同時に銃を抜き、対面の頭に銃口を突き付ける。 緊張の後、銃声。 「落日」後編 ボス戦前デモ 角ビル会議室。 頭が砕けたままのクララとキバが立っている。 キバ「この国は 大きい あまりに大きすぎる」 クララ「儂らの声は 届かない」 キバは低く笑ってから、 キバ「貴様《オマエ》らにしてやられたわ そっちが一枚上手《ウワテ》だった 無念じゃ 安楽できんわ」 小刻みな舌打ち。 キバ「このままじゃ 収まらん 日の丸のクソ意地を喰らえ」 また低く笑って、 キバ「一緒に墓にブチ込んでやるわい」 「落日」後編 エンディングデモ KAKU Building Main Area Washington D.C Washington Seattle Urban Area Seattle Suburb Highway Bridge 夕暮れの橋。ミルズとガルシアンが欄干に手をついて遠くを見ている。 ミルズ「世界が見守る中で何ができる?」 ガルシアン「できるのさ 国の一つや二つ 潰すことぐらいは 合衆国《ソコク》には容易いことだ 30年前の約束は保障ではなかった カウントダウンだったというわけさ」 二人の背後の空から飛来するミサイル群。 それらは一直線に地平線を目指す。 ガルシアン「地獄だ トドメという名の地獄を目指してる」 ミルズ「何が悲しいって この光景に慣れちまった─ 俺たちの神経が悲しいわ」 ガルシアン「だから 人間ではないのか?」 ミルズ「ちっとも救われねェよ」 暗転。 飛来するミサイルの音。 爆発音。 「落日」 完 駆除した“笑う顔”:ラララ人 The Laughter, it plays the countdown to devastation 続 「雲男」へ 「雲男」 オープニングデモ テレビ画面。「Channel51 ZaKaTV」の「LIVE」放送。スタジアムを背景にビルの屋上に立つウルメイダ。カメラに向かって大仰な身振りで語りかける。 ウルメイダ「俺の名は アンドレイ・ウルメイダ この先 重要な男となる 大衆は俺を求める 偉大なる予感を 君たちに伝えよう 後ろ《ドーム》では ステイシーのライブが始まっている コレから大変なことが起こる ステイシーのファン層を知っているか? 精力《エネルギー》を持て余している若者たちだ」 手でしごくジェスチャーと共に、 ウルメイダ「毎日4回 自慰《オナニー》している連中さ だが 残念ながら」 指を組んで神に祈りを捧げるジェスチャー。 ウルメイダ「彼らが愛するステイシーは 偶像だ だが時代は抜いてしまったんだ 偶像が実存できない 新しい時代に到達した ダメだ 抑えられない」 前屈みで股間を押さえるしぐさで興奮を顕にするウルメイダ。 ウルメイダ「イッちまうぜ!」 高らかな雄叫びとともに背後のスタジアムが爆発する。 ウルメイダ「コレが ライブだ」 暗転。 ウルメイダが映る小型テレビ。画面はさっきまでの映像に似ているが、カメラの構図が異なる。こちらのウルメイダは爆発後に「コレが ライブだ」とは言わずに、 ウルメイダ「ガルシアン・スミス アンタに挑戦状だ 新たな信仰が俺から生まれる だから 俺を探し出してくれ 俺はどこかできっとアンタを待っている」 再び指を組んで懇願するジェスチャー。 ウルメイダ「アンタが探してくれないと 俺は成立しない ココに来るんだ」 部屋の椅子に座り、小型テレビを見ているガルシアン。朝食中か。 留守番電話『ご用の方は メッセージをどうぞ』 留守番電話の声『こんにちは スミスさん 選挙が近づいています 投票の決断はお済みですか? 我が民産党に清き1票を! 良い一日を!』 ハーマンの部屋 車椅子のハーマンに跨がり性交(?)するサマンサ(私服)。ガルシアンはその様子を無言で見ている。 サマンサは事が終わってからガルシアンに気付き、立ち上がる。 サマンサ「いたの? 声かければ? 遠慮しなくていいのに このクズも喜んでいるのよ」 部屋の隅の椅子に座り挑発的に足を組む。 サマンサ「どう? アンタも」 (ガルシアンはテレビを点け、ハーマンの人格を呼び出す) 場面は暗い部屋(?)の中に移る。 メイド姿のサマンサがハーマンの傍に立っている。二人に近付き、片膝をつくガルシアン。 ハーマン「南が騒がしい」 ガルシアン「若い狂乱者が 騒ぎを起こしています」 ハーマン「革命家ではないのか?」 ガルシアン「そこまでの器量者《キリョウモノ》ではないようです」 ハーマン「遠い町だ 儂はココでサマンサと戯れていよう」 ガルシアン「すぐに発ちます」 ハーマン「任せたぞ」 ガルシアン「御意」 ハーマン「サマンサ 消せ」 サマンサ「御意」 リモコンを取り出しテレビを消すサマンサ。 場面は再び元の部屋に。ハーマンの傍らに立ったサマンサは挑戦的に追い払うしぐさ。 サマンサ「用が済んだら 早く出てってよ」 Garcian s House Highway Bridge 晴天の空の下、橋を歩くガルシアン。その先には欄干に寄りかかったミルズがいる。ミルズの後ろには駐車してある濃緑のスポーツカー。 ガルシアンはミルズの隣に背を預ける。二人は顔を合わせない。 ミルズ「なんだありゃ? 新手のストーカーか?」 ガルシアン「予感がする 呼んでいるような気がする」 ミルズはばかばかしいという様子。 ミルズ「勘に頼ったら この仕事は終わりだぞ 理解してるだろうに」 ガルシアン「まずは テキサスだ」 ミルズ「なんで判る?」 ガルシアン「“テキサス・ブロンコ” そんなTシャツを着ている奴は テキサスにしか居ない」 ミルズはいぶかしげな様子。 ガルシアン「南南東に進路を取れか」 かすかに微笑むガルシアン。 Highway Bridge Seattle Suburb Seattle Urban Area Washington Texas Central Part InterCity 新興理想都市“ウルメイダ インターシティ”の波乱 The trouble with "Ulmeyda InterCity", the ideal city. NEWORDER NO.36 起業家アンドレイ・ウルメイダ捜索依頼 ORDER Find Andrei Ulmeyda 「雲男」中間デモ(1) 年代物の自動車(?)に乗った老人が見下ろす。 老人「珍しいな 黒人《チンキャク》か こんなところに何の用だ? ウルメイダ? ああ そうか 今日も会ってきたさ 毎日会っている」 老人が指さした先に「ウルメイダ・シティ」門の看板。ウルメイダの肖像が描かれている。 別のところにもやはりウルメイダを描いた「ウルメイダ・シティ」の看板。 老人「あちこちにポスターが貼ってあるだろ? なんだ 気味が悪いと思っているのか 待ちの連中には 聞こえないように言え 殺されるぞ 皆 あの方を守るんだったら何でもする 恐ろしい土地じゃ」 「雲男」中間デモ(2) 暗いドラッグストア店内。セクシーな女店員はとげとげしい様子。 店員「余所者《ヨソモノ》? よくココが分かったね どこの記者なの? だから 何? なんなの? どうせ ウルメイダのことでしょ? 関係ないわ あんな今時アフロなんて 関わりたくない そりゃね ココが潤ったのはいいけどさ 薄気味悪い笑顔の連中ばっかり─ ココに引っ越してきて ピントがずれてるっていうの? どうもね 古い習慣引きずっている土地だから 新しい住人がきても 無理 絶対合わない」 「雲男」中間デモ(3) 郵便局内。 郵便局員「知ってるさ ウルメイダだろ? いい奴だったよ 俺は特別なアレはないけど 人間的に失望もないし 尊重すべき面もない 運がよかったんじゃないかな 解せないが」 自分の発言に驚いたように取り消す。 郵便局員「いや まあ独り言だよ? あくまで 一介の郵便局員が 巨大企業を牛耳ることができたかだよ 俺でもよかったはずさ 奴は 特別有能ではなかった どちらかというと 使えない奴だった 糞野郎《ウルメイダ》はこの街を売ったんだ! この街の住人を売って 上り詰めた ただのペテン師だ!」 「雲男」中間デモ(4) 検問。 警備員「止まれ 職員以外立ち入り禁止だ」 トランシーバーから通信が入る。 <ウルメイダ様から緊急入電です> <スミス様をお通しください> <スミス様を至急お通しください> 警備員「あなたがスミス様ですか? 大変失礼いたしました! ご無礼をお許しください! お詫びに秘密をお教えいたします 実は我々 業務内容を全く知りません どうぞ お進みください」 「雲男」ボス戦前デモ 防護服(?)に身を包んだウルメイダが語りかける。 ウルメイダ「ようやく 辿り着いたね どうだった ココまでの旅路は? ココは僕の作った理想都市だ すべての生活がこの区画内で成立している 平和の結晶だ しかし 象徴である 『ファーストライフ』という企業は─」 乾いた笑い。 ウルメイダ「存在しない CMスポットを流しているだけだ 人は 側面でモノを判断する」 傍のデジタル時計が17時を刻む。 ウルメイダ「今日の仕事は終わりだ 運がよければ─ 今日のラッキーマンに会えるかもしれない」 一列になって帰途へ向かう社員たち。肩を落とし疲れた様子。 ウルメイダ「安心してくれよ 彼らは─ “笑う顔《ヘヴンスマイル》”にはならない善良な市民だ」 列の中の1人クレメンスの肩をウルメイダが陽気に抱く。 ウルメイダ「やあ クレメンス おめでとう」 クレメンス「僕が? 僕が選ばれたのかい? うッ 嬉しいよ!」 ウルメイダ「そんなに興奮するな 仕事はこれからだ 冷静にならないと幸運が逃げるぞ」 クレメンス「ああ 一体 何をすればいいんだ?」 ウルメイダ「まあ 落ち着け もうじき到着する」 地平線の向こうから無人のスーパーカーがやってくる。 ウルメイダ「クレメンス コレは君のものだ 好きに乗りたまえ」 クレメンス「この車を? 自由に?」 ウルメイダ「自由もなにも 君のものだよ 好きに使えばいい」 クレメンス「本当にいいんだね?」 ウルメイダ「さあ 乗ってごらん」 クレメンスが乗車して、マシンは走り出す。 ウルメイダ「いい旅を 死のドライブへ」 猛スピードで走り去る車。 ウルメイダはスミス同盟をモニタールームに招き入れる。 ウルメイダ「こっちに来てくれ クレメンスの仕事は─ 500万ドルのオファーがあった 仕事の中身はコレだ」 圧倒的な速度のGに顔を歪ませるクレメンスの表情。 ウルメイダ「死亡測度計測《デッドドライブ》だ つまり 人体実験《モルモット》さ クレメンスの身体が持つか それとも 終着点《ゴール》に辿り着けるか 終着点《ゴール》に着けば 彼の勝利だ」 土煙を立てて爆走するマシン。 ウルメイダ「スリルが欠乏している だから僕は 世界のあらゆる殺傷ウイルスに感染した でも ことごとく完治してきた 抗体の発見 特効薬の開発─ すべて克服してしまった」 溜め息をついて、 ウルメイダ「だが“笑う顔《ヘヴンスマイル》”だけは別だ “死”のリスクと向き合っている」 ウルメイダの微笑みがひきつり、涙が流れる。 ウルメイダ「僕を殺してくれ 僕が“笑う顔《ヘヴンスマイル》”になったら─ 僕を殺してほしい 君なら殺せると聞いた」 突如上空を飛来する飛行機群。いぶかしむウルメイダの背後から何台もの装甲車が現われ、彼を囲む。パラシュートで降下する特殊部隊。ウルメイダは身体を拘束され、注射を打たれる。 涙とともに瞼が閉じ、倒れ込むウルメイダ。 装甲車輌群より少し離れた所で、リンチ准将が同盟に敬礼する。 リンチ「合衆国緊急対策防衛室の─ メリルリンチ准将です ウルメイダ氏の捕獲に─ 御協力頂き感謝致します ココは軍用都市です まだまだこの国の─ 安全基準には必要な都市です 今ココで見たことはお忘れください」 リンチ准将に部下がトランシーバーを差し出す。 部下「准将! カウントします」 リンチ「照射準備!」 部下「用意! 5 4 3 2 1」 カウントとともに装甲車群の中心で爆発が起こる。 初めの爆発から少ししてさらに激しい爆発が起き、装甲車が吹き飛ぶ。 燃え盛る火の中で苦悶したウルメイダだが、呆然としたように手で顔を覆う。 ウルメイダ「殺してくれっていったのに 欲が出てしまいましたよ こんな体になったら─ 無駄な悪意で人を殺したくなる どうするんですか? ケジメはつけてくださいよ!」 ウルメイダが立ち上がると、次の瞬間その顔から血を吹き出し、絶叫とともに頭が宙に弾け飛ぶ。首から飛び出た触腕のようなものが宙をしなり、吹き出す膨大な量の血は天に達する。雨のように降り注ぐ血の飛沫。 リンチ「避難してください! 早く」 頭にかかる血しぶきに、不意に苦悶し出すリンチ准将。 呻きながら倒れ込む。 その背後で、空からゆっくり降ってくる自分の顔を掴んで首に戻すウルメイダ。触腕はウルメイダのアフロ・ヘアーに接続され、ウルメイダの頭から髪だけをごっそり引き抜く。 火の海に立つウルメイダと、その背から伸びる触腕、そしてその先にあるアフロ・ヘアー。 「雲男」エンディングデモ 血の雨の中を失踪するスーパーカー。白かったボディは血で赤く染まっている。徐々にスピードが落ち、停車した車からクレメンスが這い出る。 宙に向かい問い掛けるように、 クレメンス「ウルメイダさんは どうしたんですか?」 血の雨の中に立ち尽くし、開いた口を閉じる。呆然と、 クレメンス「この血 ウルメイダさんの味がする そうか 死んだのですね 僕は昔から勘がいいんですよ」 悔しさに拳を握るクレメンス。 クレメンス「もう少し早く─ 師匠《マスター》の世界に辿り着いていれば」 いつしか雨は止む。その背後に立つウルメイダのイメージあるいは残留思念。 ウルメイダ「クレメンス もう君の時代だ この先は君が歩め 臆するな リスクをモノにしろ」 クレメンス「マスター・ウルメイダ この街は僕が守ります ココの生活は 永遠です 世界の平和は ウルメイダと共に さよなら 世界を救った人よ」 「俺の名は アンドレイ・ウルメイダ」の声とともに、 「雲男」 完 駆除した“笑う顔”:ラララ人 Even if he steps smiling, he will continue to in memory 続 「邂逅」へ 「邂逅」前編 オープニングデモ 車内に並べられた銃弾。 クラシック音楽を背景に、カーティスが一つ一つ弾を銃に込める。カーティスの顔は映らない。 安全装置を外し、銃を向かいに座る女に向ける。怪訝そうな女の顔が撃ち抜かれる。 車は移民局の前で停車する。 顔の映らないカーティスはグラスを飲み干し、ドアを開く。 画面はカーティスの視界に変わる。 入口から廊下、エレベーターへ。ボタンが押され上昇するエレベーター、ガラス越しに見えるビル群。 エレベーターが止まり、再び歩き出す。標示板、廊下、ドア。 ドアを開けた向こうにはロビー。談笑する男連れを横目に、部屋の中央の受付に向かう。 二人の受付嬢が頭を撃ち抜かれる。 続いて先程の男連れも。 銃の狙いは椅子に座っていた少女に向けられる。 怯えた表情の少女。 画面は真っ赤に暗転。 移民局から悠々と立ち去るカーティス。初めてその顔があきらかになる。 ガルシアンの家。朝食か。 留守番電話『ご用の方は メッセージをどうぞ』 ガルシアンは静かにコーヒー(?)を飲む。 留守番電話の声『こんにちは スミスさん 選挙が近づいています 投票の決断はお済みですか? 我が民産党に清き1票を! 良い一日を!』 ハーマンの部屋 サマンサ(私服)がオートミール(?)をスプーンで掬いハーマンの顔に投げつける。動かないハーマンの顔を殴りつけるサマンサ。 サマンサ「喰え」 スプーンを近づけてもハーマンは朦朧とした様子で反応がない。 サマンサ「何やってんの? 口 開けろよ クズが」 サマンサは苛立ち、皿ごとハーマンの顔に埋めさせる。 サマンサ「喰えよ」 ガルシアンの気配に気付き振り返るサマンサ。皿が床に落ちる。 サマンサ「何? 何か用? アンタからも注意してよ! 全然 喰う気ないじゃん! このクズ! 研修前で忙しいのに」 ガルシアンは無言。 (ガルシアンはテレビを点け、ハーマンの人格を呼び出す) 場面は暗い部屋(?)の中に移る。 サマンサ「御主人様《マスター》がお目覚めです」 メイド姿のサマンサがハーマンの傍に立っている。二人に近付き、跪くガルシアン。 ハーマン「あの波動は カーティスだな」 ガルシアン「カーティス? 過去のダンを殺した漢《オトコ》」 ハーマン「宿縁が呼び覚まされたか 奴《カーティス》が動き出す」 ガルシアン「殺《ト》りましょうか?」 ハーマン「カーティス如《ゴト》き─ 所詮は小者の殺し屋 ダンで十分だろう」 ガルシアン「御意」 ハーマン「サマンサ 消せ」 サマンサ「御意」 リモコンを取り出しテレビを消すサマンサ。 場面は再び元の部屋に。 サマンサはハーマンを平手打ちにする。 サマンサ「ワックスが剥がれてるよ」 Garcian s House Highway Bridge 鈍い曇り空の下、橋を歩くガルシアン。その先には欄干に寄りかかったミルズがいる。ミルズの後ろには駐車してある濃緑のスポーツカー。 ガルシアンはミルズの隣に背を預ける。二人は顔を合わせない。 ミルズ「15年間 官公庁に潜伏していた」 ガルシアン「政府に飼われたか」 ミルズ「噂では“笑う顔《ヘヴンスマイル》”の原材料として─ 臓器売買に」 ミルズが尻ポケットから出した封筒を受け取りながら、 ガルシアン「子供が目的か? 外道だな」 ミルズ「急いでくれ 遊園地での幼児誘拐が多発している」 ガルシアン「幼い血は見たくないものだ」 Highway Bridge Seattle Suburb Main Area ISZK LAND 遊園地“ISZK KAND”の悪業 Amusement part "ISZK LAND", villainy. NEWORDER NO.37 同業者カーティス・ブラックバーン暗殺依頼 ORDER Assassinate Curtis Blackburn, assassin 「邂逅」前編 ボス戦前デモ マシンガン片手にアヤメが見得を切る。 アヤメ「腐った俗欲社会《ハキダメ》に降り立ち 純情可憐な華《ハナ》一輪 家畜《ブタ》の餌場《ムレ》を殺《アヤ》めてくれよう 教育的指導促進委員会会長《ヘッドマスターニートガール》 アヤメ・ブラックバーン サバイブ!」 「邂逅」前編 エンディングデモ 敗れたアヤメはふらふらと倒れるように背後の暗闇へ。 倒れると見せかけて駐車してあったISZK LANDのマイクロバスに乗り込む。バスの中からは子供達の楽しげな声? その声と共に去っていくバス。 オルゴールで流れるISZK LANDのテーマとともに、 「邂逅」前編 完 「邂逅」後編 オープニングデモ スカッシュにいそしむペドロ。 テロップ〈ペドロ・モンタナ〉 背後に立つカーティス。 ペドロ「ダブルスだったら遠慮して」 カーティス「この俺がアスリートに見えたか?」 カーティスの背後にはおびただしい返り血。気付いてラケットを取り落とすペドロ。 動揺して言葉にならないうめきを漏らすペドロに、カーティスは銃を向ける。 Fitness Club Main Area Seattle Suburb Garcian s House Garcian s House Seattle Suburb Main Area Fitness Club 跪いたペドロの背後で二丁拳銃の狙いをつけるカーティス。 カーティス「祈れ」 ペドロは恐怖にひきつりひどいどもり。 ペドロ「助けてくれ 許してくれ」 カーティス「後悔か? 後悔すれば 許されると思うか? その程度じゃ 許されんのだよ 後ろの死体 気付かんか?」 ペドロ「え?」 カーティス「貴様の両親だ」 ペドロ「嘘だ!」 振り返ろうとするペドロを蹴り倒して、 カーティス「妻の名は パメラだったか? 子供の名は ポール」 ペドロ「何をしたッ!!」 カーティス「パメラのホクロには驚いた 凄い場所にあるものだ」 呻くペドロ。 ペドロ「クソがッ!」 カーティス「ポールは泣き虫だな 母親を助けようともしなかったぞ どういう教育をしているんだ?」 ペドロは再び呻く。 カーティス「憎しみが湧いたか? その憎しみの怨念は オマエそのものだ ペドロよ 何人の子供たちを殺《ト》ってきた?」 ペドロ「マリー」 カーティス「娘のマリーか?」 ペドロ「マリーは?」 生首を無造作に投げ出すカーティス。 カーティス「コレか?」 生首を抱え絶叫するペドロ。その背後から頭を三発撃ち抜かれる。 悠々と去っていくカーティス。 Fitness Club Main Area Seattle Urban Area Seattle Mt. Area Blackburn Residence 鉄塔の前。夜空の下、濃緑のスポーツカーに寄り掛かったミルズが何事か急かす。 ミルズ「早くしてくれ」 ガルシアンは意に介さぬ風だったが、開いたトランク(?)の中を見てショックを受けた様子。 ガルシアン「惨《ヒド》いな」 トランクを閉じ、スーツケースを手に取ってミルズに向き直る。 ガルシアン「年端もない少年だ」 ミルズ「なんてこった 信じられん」 潜伏地“カーティス邸”の凶行 Ambush at "Curtis s Residence" NEWORDER NO.37 同業者カーティス・ブラックバーン暗殺依頼 ORDER Assassinate Curtis Blackburn, assassin 「邂逅」後編 中間デモ(1) マシンガン片手にアヤメが見得を切る。 アヤメ「腐った俗欲社会《ハキダメ》に降り立ち 純情可憐な華《ハナ》一輪 家畜《ブタ》の餌場《ムレ》を殺《アヤ》めてくれよう 教育的指導促進委員会会長《ヘッドマスターニートガール》 アヤメ・ブラックバーン サバイブ!」 「邂逅」後編 中間デモ(2) 倒れたアヤメ。マスクが外れて中の顔が顕になる。 「邂逅」後編 ボス戦前デモ 扉を開けて入ってくるダン。目の前には機械のスイッチ。そして装置のプール状の水面に仰向けに浮いているカーティス。 カーティスはその姿勢のまま物理的に不可能な動きで立ち上がる。ダンを見下ろし、 カーティス「見違えたな ダン 立派な極悪人になったものだ」 ダン「老いぼれたな カーティス 地獄の底から 貴様を殺《ト》りにきた」 カーティス「もう一度殺《ト》らんと 成仏しないらしい 過去を思い出させてやるか?」 ダン「年寄り《ロートル》の話は長い」 カーティス「“笑う顔《ヘヴンスマイル》”は 片付けた ココなら邪魔は入らん 漢《オトコ》と漢《オトコ》の勝負だ」 ダン「サシで俺が殺《ト》れるか?」 カーティス「格下が鳴くな オマエに6発も必要ない」 ダン「貴様は4発で十分だ」 カーティスは短く笑うと、腰を振って鳥のジェスチャーをしながら、 カーティス「鳩が飛び立つ瞬間《タイミング》─ それが合図だ」 安全装置の外れる音。 カーティス「若造が! 後悔させてやる!」 「邂逅」後編 エンディングデモ ダン「落ちたな 師匠《カーティス》よ」 装置に倒れ込む血塗れのカーティス。 カーティス「笑ってくれ」 ダン「趣味の悪い老人《ジジイ》だ」 カーティス「老後の楽しみだった どう思う?」 ダン「やってることは移民局と一緒だ」 カーティス「輝いた日々を与えたかった」 ダン「わかっちゃいねェな 貴様は ただの変質者《エロジジイ》だ」 カーティス「幕を引いてくれ」 ダン「格好つけるな 変態のクセに」 ダンは銃で装置のスイッチを撃ち抜き作動させる。 巨大な洗車機のような装置が倒れたカーティスを取り囲み、血飛沫をあげる。 さらにドリルのような装置がカーティスの上に覆い被さる。 ダンはその様子を背に去っていく。 途中、剥製にされた少女が並べられている壁をちらりと見る。 反対を見やると、その壁にも同様の少女たち。 去っていくダン。 装置が停止し、剥製にされたカーティスが浮き上がる。 暗転し、エコーがかかったカーティスの声。 「Life, Wonderfull dear.」 「邂逅」 完 駆除した“笑う顔”:ラララ人 The maidens save the world with their laughter 続 「分身」へ 「分身」 オープニングデモ 強い光に照らされたガルシアンのシルエット。 留守番電話『ご用の方は メッセージをどうぞ』 ガルシアンはステーキを食べている様子。 留守番電話の声『こんにちは スミスさん 選挙が近づいています 投票の決断はお済みですか? 我が民産党に清き1票を! 良い一日を!』 ハーマンの部屋 サマンサ(私服)に殴られ呻くハーマン。サマンサはさらにハーマンの腹を蹴り付ける。 サマンサ「すっきりしたー ストレス解消にいいわ コレ」 ハーマンの目線が自分のミニスカートを向いているのに気付き、 サマンサ「アンタさ 何見てるの!?」 サマンサは挑発的に笑いながら足を微かに上げ下げする。 サマンサ「そんなに見たい? どう? 興奮してきた?」 無言で動かないハーマンに向かって、 サマンサ「ジロジロ見てんじゃねェよ!」 さらに激しい蹴りを入れる。 サマンサ「キモイんだよ!」 テレビ テレビ画面に映るハンサムマンのオープニング。 途中で画面が乱れ、ZaKaTVの「LIVE」ニュース映像に変わる。上空から映された建物の前にはパトカーや救急車、野次馬達。建物の中から担架で運び出される者の姿が小さく見える。 レポーター『こちらは現場からのライブリポートです シアトル郊外の民産党集会中に 党幹部のスティーブ・サンダースン氏が ハンサムマンと名乗る仮想集団に 殺害されました 繰り返します』 暗転。 Garcian s House Highway Bridge 夜の橋。カメラが街灯からゆっくり下にパンしていくと、停車しているミルズの白いスポーツカーが映る。 ガルシアン「何者だ?」 ミルズ「知らないのか? 謎の仕置戦隊“ハンサムマン” 軍が開発した 対“HS”《ヘヴンスマイル》戦略兵器とも言われるが」 車内でガルシアンの膝に放り投げられるコミック『ハンサムマン』の冊子。 ミルズ「どマイナーなZTTコミックから発した コミックヒーローが元ネタ」 ハンドルに寄りかかって、ガルシアンとは顔を合わさずに話すミルズ。ガルシアンも冊子に注目している。 ミルズ「斬新なのは 連載と現実が クロスオーバーする点だ」 ガルシアン「サンダースンの暗殺と 何の関係が?」 ミルズ「あの事件は すでにコミック連載で 予告があったのさ! 事件の27分後には サンダースン暗殺のシナリオが オンラインゲーム上でアップされた」 ガルシアンが運転席のミルズを横目で見ながら、 ガルシアン「ダレの絵図《シナリオ》だ?」 カメラは車のダッシュボードをパン。 ミルズ「取り仕切っているのは 大手広告代理店エレクトロ&ライン社の クソ連中さ キャラクタコンテンツを買い漁って クリエイティブな世界を 干犯しようとしている」 ガルシアン「的は そのクソ連中か?」 ガルシアンが開いているコミックは「Next Issue」のページ。 ミルズ「コミック作家の トレヴァー・パールハーバー ドミニカのアトリエで執筆中だ 強攻策だよ」 ミルズの手がガルシアンの手に封筒を渡す。 ガルシアン「了解した《ラジャー》」 ミルズが不意にガルシアンを振り向き、 ミルズ「そうだ!」 走り出すスポーツカー。 ミルズ「今日発売の最新号だ 先週は サンダースン殺害で終わった 予告では 新しい敵キャラが登場すると」 コミックに描かれたスーツ姿のモンスター。 ガルシアン「マスターが」 ブックスタンドの前に車を止め、コミックを開いているミルズ。 ミルズ「モンスターになっちまった 待てよ!? ということはだ 次の標的《マト》は?」 フロントガラスに映るミルズと、その奥の険しい表情のガルシアン。 ミルズ「killer7だ!」 Highway Bridge Seattle Suburb Seattle Urban Area Washington United States Caribbean Sea Dominica Corridor ドミニカ共和国“光と影の町”の迷走 Wandering in the republic of light and shadow, "Dominica" NEWORDER NO.38 コミック作家トレヴァー・パールハーバー密殺依頼 Kill the Comic Author Trevor Pearl Harbor in secrecy 「分身」 中間デモ(1) ドミニカの静かな街並み。 路上のシンガーにチップを落とすダン。 シンガー「ありがとうございます」 ダン「どうだ 稼ぎは?」 シンガーは自嘲気味に笑って、 シンガー「ぼちぼちです」 ダン「弾むぜ」 ダンは苦笑したような表情でもう1枚コインを放る。 シンガー「旅人への詩《ウタ》を贈りましょう ココは迷いの街です 鍵を探してください」 ギターを弾き、歌い始めるシンガー シンガー〈心の静寂を─ 魂の導きを─ 己の指標を─ 迷いは消えるでしょう〉 ダン「迷うとどうなる?」 シンガーは静かに笑ってから、真剣な顔で話し出す。 シンガー「影に飲まれます 永遠の闇が支配する─ “笑いの街”の住人に」 ダン「オレの姿が消えたら あの詩《ウタ》を歌ってくれ」 「分身」 中間デモ(2) 年老いた預言者の声。 預言者「光は気まぐれだ 闇から逃げ 時には喰らう」 少年の姿の預言者が通路の先に立っている。 預言者「優しく人を包み 無情に人を枯らす」 少年の背後にもう1人の少年。唇の動きで彼がこれらの言葉を喋っているのが分かる。 次にもう一方の少年の声(やはり老人の声)。 預言者「光の魂が導く先に 獣が待つ」 二人が同時に語る。 預言者「刮目せよ 旅人よ」 暗転。 「分身」 中間デモ(3) 青空の下、海が見えるテラス。テラスに続く部屋で、トレヴァーがコミックの原稿を描いている。原稿には扉を開けて部屋に入るダンの姿。 トレヴァー「ダン・スミスの登場だ」 原稿とまったく同じポーズでダンが現われる。 ダン「どうだ? 来週の展開は決めたのか?」 トレヴァー「凄い! 本物だ 本当に来るとは思わなかったよ ボクに こんな不思議な力があるとは」 トレヴァーはしみじみとした表情。 ダン「めでたい男だ」 トレヴァーの余裕は崩れない。 ダン「ココでオレが撃ったら 予言はどうする?」 トレヴァー「もう 書いたよ キミが殺される絵図《シナリオ》にね」 原稿に描かれたハンサムマンの登場シーン。 トレヴァー「そろそろ登場する頃だよ」 テラスに降り立つハンサムブラック。 トレヴァー「英雄《ヒーロー》の登場だ! ハンサムマンは強いよ だって ボクが描いているからね ダンを殺せ! ハンサムウインクだッ!」 ハンサムブラック「ハンサムウィンク!」 アイガードから光線が発射される。ダンはかわして銃を2発撃つが、ハンサムブラックはかわしざまキックを放ち銃を蹴り上げる。床に落ちる銃。 ハンサムブラック「ハンサムビーム!」 ダン「避《ヨ》けろ!」 ビームをかわしたダンだが、その背後にいたトレヴァーの胸をビームが貫通してしまう。呆然と倒れるトレヴァー。 ハンサムブラック「コレ以上 我々に深入りすると 死ぬことになるぞ!」 ダン「殺せるならの話だ」 ハンサムブラック「面白い 勝負だ ダン・スミス! ハンサムウィンク!」 ハンサムウィンクをかわしざま、床の魔銃を取るダン。雨あられと放たれる光線をかわして懐に入り込み、顎に魔銃を突き付ける。 暗転。銃声。 画面が分割され、それぞれハンサムマン残りメンバーの顔がアップになる。 ハンサムレッド「よくもブラックを! 鬼畜地獄殺戮魔道隊“killer7”! 覚悟しろ!」 テラスに次々に降り立つハンサムマン。 ハンサムレッド~ハンサムマン「匿名仕置戦隊“ハンサムマン”!」 ダンは銃の狙いをつけて、 ダン「ココで連載を終了させてやる 束でも構わんぞ!」 ハンサムレッド「果し合いを申し込む 正々堂々と死合《シアイ》をしようではないか! N.Y.ブロードウェイ 明日の朝4時だ 待てェい!」 次々と宙に消えていくハンサムマン。 ダン「逃げてねェよ」 暗転。 Corridor Dominica Caribbean Sea United States Washington Seattle Urban Area Seattle Suburb Garcian s House 「分身」 ボス戦前デモ Garcian s House Seattle Suburb Seattle Urban Area Washington Northeast NewYork Manhattan Broadway 摩天楼“ブロード ウェイ”の軍団対抗戦 NEWORDER NO.39 匿名仕置戦隊ハンサムマン果死合 早朝、人通りのないブロードウェイの交差点(タイムズスクエアか)。 コンが地面に耳を付けて音を聞いている。 コン「来た!」 カメラはハンサムレッド(?)の足を映す。陽炎が漂う道を静かに近づいてくる足。 横一列に並んだハンサムマン8人が歩いてくる。 コン「ハンサムマンだ! かっこいい!」 空中に飛び上がり、ビルや看板を踏み台にして華麗に宙を舞うハンサムレッド。 決めポーズとともに ハンサムレッド「ハンサムレッド!」 以下、それぞれの決めポーズ。 ハンサムブルー「ハンサムブルー!」 ハンサムライトブラウン「ハンサムライトブラウン!」 ハンサムデッド「ハンサムデッド!」 ハンサムパープル「ハンサムパープル!」 ハンサムホワイトパール「ハンサムホワイトパール!」 ハンサムピンク「ハンサムピンク!」 ハンサムゴールド「ハンサムゴールド!」 全員が揃って ハンサムマン「匿名仕置戦隊“ハンサムマン”!」 コン「本物だ! 本物のハンサムポーズだよ!」 勢揃いしたスミス同盟とハンサムマン一同が対峙する。 ハンサムレッド「準備はいいか?」 ハーマン「死に場所を選ぶとは 潔い若者たちだ」 ハンサムレッド「killer7の墓場にはふさわしいだろ?」 ハーマン「能書きは無駄だ」 凄みのある微笑みとともに、 ハーマン「さあ 死合《シアイ》を始めようか?」 ハンサムレッド「いいだろう 最高のマッチメイクを用意したよ」 右腕を高く掲げ、 ハンサムレッド「さあ 死合《シアイ》開始だ」 画面は劇画調の効果とともにホワイトアウト。 「分身」 エンディングデモ 交差点にラブが立っている。 ガルシアン(この少女は ゲーマーだ ゲームの中の世界が 現実と繋がってしまった) ラブ「はじめまして キラーガルシアン ワタシは ラブよ」 ガルシアン「何故 名前を知っている?」 ラブはにっこりと笑ってから、 ラブ「ワタシが脚本《シナリオ》を書いているからよ」 ガルシアン「どういうことだ?」 2人は離れて対峙している。 ラブ「エレクトロ&ライン社に依頼されたの メディアを利用して作品《スキャンダル》を作っているの」 ガルシアン「すべて エレクトロ&ライン社の コマーシャルということか?」 ラブ「だから潰すのよ トレヴァーの仇《カタキ》を討つ!」 ガルシアン「キミにできるのか?」 ラブはガルシアンに近づきながら、 ラブ「ワタシの脚本《シナリオ》で片付けるわ 来週の連載を楽しみにね」 手の届く距離で ラブ「会えて嬉しかったわ キラーガルシアン」 差し出されたラブの手を握るガルシアン。 ガルシアン「こちらこそ 光栄だ ラブ キミの情熱は素敵だ」 ラブ「ありがとう 活躍を期待しているわ」 握手の手を放すと、ラブは閃光のように消失する。 ゲーム画面らしきスタッフロール。 Hardboiled Shooting killer7(TM) ONLINE CAST Harman Dan Kaede Con Mask Koyote Kevin Garcian HandsomeMan Thank you for playing! GAME END CAPCOM クン・ランが画面を手で覆い隠し暗転。 ハンサムマンのジングルとともに、 「分身」 完 駆除した“笑う顔”:ラララ人 Take the mask off your heart, and show your smiling face 続 「笑顔」へ 「笑顔」前編 オープニングデモ ビル風が吹く夜の高層ビル屋上。屹立するマツケンと、屋上の縁に不安定に立つカサイ。 カサイは下着姿で顔にボンデージマスクをしている。 突風が吹き、カサイはバランスを崩して落下する。 コンクリートに激突した音が響くが、マツケンは視線を下ろそうとしない。 地面にくずおれたカサイの頭部から広がる血。 マツケンは去っていく。 The Building Main Area Washington D.C Washington Seattle Urban Area Seattle Suburb Garcian s House ガルシアンの家。朝食か。 留守番電話『ご用の方は メッセージをどうぞ』 ガルシアンは静かにコーヒー(?)を飲む。 留守番電話の声『こんにちは スミスさん 選挙が近づいています 投票の決断はお済みですか? 我が民産党に清き1票を! 良い一日を!』 ハーマンの部屋 サマンサが椅子にだらしなくもたれかかっているように座ったまま動かない。 口を半開きにしたその表情はうつろで、生きているかどうかも分からない。 Forbidden Room ハーマンとクンがチェスに興じている。 クンの手。 クン「チェック」 ハーマン「奇遇だ」 ハーマンの手。 ハーマン「チェック」 クン「この勝負殺《ト》らせてもらうよ」 クンの手。黒のクイーンでハーマンのクイーンを取る。 クン「スミスくん こんな話を知っているか?」 ハーマン「聞こうじゃないか」 カメラは二人を中心に、部屋をゆっくりと回る。豪華な部屋の窓から見える空は明るく、ドアは閉ざされていて部屋には二人しかいない。 クン「将来を嘱望された ある若者が居た 不動のセンターバックは憧憬の的だ 反則しても 笛は鳴らない スレンダーな女子大生《キャンパスガール》との情交は─ 乾きを知らない 名門大学でMBAを取得して 道は10車線以上に広がった だが 彼は満たされなかった ずっと叫んでいたのだ 呼び覚まそうと 夜《ヨル》が明けるまで慟哭し続けた ついに眼を開いた 潜在が浮上する時だよ きっかけは簡単だった 母親が女の表情を見せた瞬間だった 魔物とはあの事だ」 いつの間にか部屋は暗くなり、扉の前にはガルシアンが立っている。その右手には黄金銃らしき拳銃。クンとハーマンは気付かぬ様子で会話を続ける。 クン「若者は 母親を切り刻んだ メッタ刺しにして 恍惚なる表情は停止した 天使が囁き 少しの勇気を与えた」 ハーマン「悪徳な天使だ」 クン「善意の他者だよ」 ハーマン「君は本当に悪党だ」 クン「私の仕業じゃない 記憶が薄まってきたんだよ」 ハーマンはガルシアンに気付く。 ハーマン「おや?」 クンもつられてガルシアンの方を向く。ガルシアンは変わらずその場に立っている。 ハーマンとクンはチェスの駒を倒して激しく動揺する。 二人は笑い声にも聞こえるようなひきつった悲鳴をあげて怯える。 ガルシアンは無言。 Garcian s House Highway Bridge 橋の上にミルズの赤い車が停まっている。それはかつてクレメンスが乗っていた物のようにも見える。 ミルズ「残党が動き出した」 ガルシアン「不穏な気配を感じた 何が始まる?」 車の運転席にミルズ、助手席にガルシアン。 ミルズ「テロだよ “笑う顔《ヘヴンスマイル》”とは異なる種のテロだ 日本《ニッポン》が画策するテロは 想像ができん」 ガルシアン「知恵を使ったテロリズム 合衆国の礎石に─ 決定的ダメージを与える何か?」 ミルズ「フィラデルフィアに飛んでくれ 国連会当主元側近が 情報を握っている ホテルユニオンで“マツケン”を呼べ」 ガルシアン「何者だ?」 ミルズ「マツオカ・ケンジロウ 国連会の幹部で唯一生き残った男だ 各国に潜伏する日本の組合員─ 1千万人を牛耳る実力者だ」 ガルシアン「1千万人だと?」 ミルズ「何ができると思う?」 ガルシアン「その民が一州に集中すれば─ 大きな組織票となり」 ミルズ「州選挙区での政権が獲れる マツケン争奪戦は 大荒れに荒れるぞ」 ミルズは隣席のガルシアンの顔を覗き込むが、ガルシアンはその目を見ていない。 ガルシアン「マスターが消えた」 ミルズは言いにくそうに、 ミルズ「ガルシー そのことだが 大事な話を伝えなきゃならん」 ガルシアン「構わん 話してくれ」 ミルズ「実は オマエとハーマンは30年前に─」 銃弾がフロントガラスを割り、ミルズの額を撃ち抜く。 立て続けに何発もフロントガラスに当たる銃弾。ミルズに狙いをつけているのか、助手席には当たらない。 ガルシアンは車から飛び出し、狙撃手の方向を睨むように見つめる。 橋から飛び降りつつ欄干につかまり、眼下の車道を往来する車を見定める。 飛び降り、トラックの荷台に着地。 トラックは走り去っていく。 Highway Bridge Seattle Suburb Seattle Urban Area Washington Northeast Philadelphia Philadelphia Urban Area Union Hotel ホテル“ユニオン”の聖戦 Crusade at the "Union" hotel NEWORDER NO.40 国連会マツオカ・ケンジロウ密談計画 Matsuoka Kenjiro s confidential meeting with the United Nations 「笑顔」前編 中間デモ ホテルのフロント。ホテルマン(エド)が端末の入力の手を止めて、ガルシアンを迎える。 エド「いらっしゃいませ ご宿泊でしょうか?」 ガルシアン「いや 面会に来た」 エドは再び端末に向かい、 エド「スミス様ですね? 最上階でお待ちです 奥のエレベーターでお上がりください」 フロントを行き過ぎようとするガルシアンは、ふと立ち止まり振り向く。 ガルシアン「何故 名前を?」 エド「お客様のお顔は 記憶しております そちらの鞄も 忘れておりません」 言われて鞄に目をやったガルシアンがフロントに顔を戻すと、エドの姿が消えている。 ガルシアン「!?」 端末の電源は切れておらず、操作する人間だけがそこにいない。 「笑顔」前編 エンディングデモ 部屋の中には椅子に座った2人の男がいる。背後の窓と巨大な換気扇から漏れる光が逆光になり、2人の顔は見えない。 ガルシアン「“マツケン”か?」 左の男(ヤング・ハーマン)が答える。 ハーマン「マツオカケンジロウは居ませんよ もう 引き渡しました」 ガルシアン「ドコに?」 ハーマン「では ヒントを与えましょう」 ガルシアン「時間が迫っていることは知っているだろ?」 ハーマン「勿論 新しい情報屋が待っています 真実に近づいたら お越しください 本日は ココでお引き取りください」 「笑顔」前編 完 「笑顔」後編 オープニングデモ Garcian s House Highway Bridge 雪の降る橋を歩くガルシアン。その先には欄干に寄りかかった女性(リンダ・バーミリオン)がいる。 リンダ「時間にルーズなのね 自由人《セレブニティ》は快適ね」 ガルシアン「挨拶が先だ 身分は?」 リンダ「リンダ・バーミリオン ミルズを殺ったヒットマンよ」 ガルシアン「何?」 リンダ「ミルズは 政府党の犬よ 国益だけで動く 下等な輩《ヤカラ》だわ」 ガルシアン「それが我々の役割だ」 リンダ「殺し屋《キラー7》が国の意思で動いても?」 ガルシアン「貴様 何者だ?」 リンダ「国を守る者よ いずれ知る事になるわ」 立ち去ろうとするリンダの背中に、ガルシアンは銃を向ける。 ガルシアン「待て!」 リンダ「もう解ったでしょ? 最後の仕事よ この国のシステムを見届けるのよ アナタの千里眼で 本当の敵を見抜いて」 ガルシアンは銃を下ろし、リンダは去っていく。 Highway Bridge Elementary School 国立“コバーン小学校”の死闘 A desperate struggle in "Coburn" national elementary school. NEWORDER NO.41 国家中枢部接触依頼 ORDER Contact the National Hub. 「笑顔」後編 中間デモ(1) 校長室にはキーン校長が机に座っている。その前には拳銃が置かれている。 キーン「ダレだね?」 ガルシアンは鞄を床に置き、キーンを見つめる。 テロップ〈ベンジャミン・キーン〉 キーン「一緒に殺《ヤ》ってはくれんか?」 銃を手に取り、弾丸を一発装弾する。 キーン「“ロシアンルーレット” 勝ったら 凄いことを教えてやろう 女を100%口説く必中術だ」 怪訝そうな顔のガルシアン。 ガルシアン「負けたら?」 キーン「君が負けたら 大統領を暗殺してくれ」 ガルシアン「いいだろう 乗った」 キーンは緊張しながら銃口をこめかみに当て、決死の形相で引き金を引く。 銃弾は発射されず、キーンは銃を机に置いてガルシアンに向けて滑らせる。 ガルシアンは落ち着いた様子で銃を手にし、何のためらいもなく自分に向けて引き金を引く。銃弾は発射されない。 再びキーンに向かって滑る銃。 キーンは一度ためらうか驚くかのように拳銃とガルシアンを見比べる。 キーン「なかなかやる いい根性している まだまだまだまだ 死ぬわけにはいかんのじゃ! この程度の運気じゃ 国を支配できないわ 選挙戦までは死ぬわけにいかない!」 興奮ぎみに拳銃をとり、荒い息をつき激しい葛藤の末、キーンは引き金を引く。銃弾は発射されない。 キーン「キテるぞ ぐんぐんキテる! 時流は 儂《ワシ》に傾いてる」 キーンは銃を机に置いてガルシアンに向けて滑らせる。 ガルシアンは銃を手に取り、躊躇せず自分に向けて引き金を引く。銃弾は発射されない。 再びガルシアンは銃をキーンの方に滑らせる。 キーンはじっと銃を見つめ、 キーン「国とはなんだ? 民衆とはなんだ? 政治家とはなんだ?」 ガルシアンに目を転じ、 キーン「さっぱり判らなんだ 儂は大統領になりたかった」 キーンは厳しい顔で拳銃を手に取る。 キーン「この弾さえ 避《カ》わすことができれば すべては手に入る」 荒い息で震えながら、気合いとともに引き金を引く。銃弾は発射されない。 ほっとした様子で、 キーン「勝負はついたな 負けは負けだ 依頼は成立だ」 キーンは銃を机に置いてガルシアンに向けて滑らせる。 ガルシアンは銃を手に取り、即座に自分に向けて引き金を引く。銃弾は発射されない。 再びガルシアンは銃をキーンの方に滑らせる。 ガルシアン「7発入りの銃だ 私はプロだ 誤魔化せん」 キーン「君も私も 病んでいるのだよ こんなことでしか─ 生きている実感を得られないとはな 悲しい現実だ 人は常に 胸の高鳴りを求めている この学校には 合衆国の歴史が眠っている 因習だ 君が見届けてくれ」 キーンは銃を手にとりこめかみに当て、 キーン「女を口説くには─」 銃弾が発射され、キーンは机に突っ伏して倒れる。机に広がる血。 「笑顔」後編 中間デモ(2) 金庫を開けるガルシアン。 ガルシアンの顔のアップになり、金庫の中身は見えない。 音もなくガルシアンの額に一直線の傷が走り、そこから血が流れ出す。 金庫の蓋が閉まる。 「笑顔」後編 ボス戦前デモ 体育館のステージの前に立つガルシアン。 ステージ中央には、首を吊られた男(グレッグ・ナイトメア)。 その背後の紫色のカーテンが自動で開き、奥にある膨大な数の投票箱が見える。 ガルシアンに背後から近づいたマツケンが、銃をガルシアンに向ける。 マツケン「明日ァ メディアが騒ぐで 合衆国の化けの皮が剥がされた」 ガルシアンはマツケンの方を向き、 ガルシアン「システムとはこのことか」 マツケン「大統領の選抜は文部省の管轄じゃ 選挙を操り 政治家を作り上げちょる」 銃を下ろしたマツケンに、ガルシアンは顎でグレッグを指す。 ガルシアン「アレは?」 マツケン「現職の文部省長官─ グレッグ・ナイトメアじゃ」 ガルシアン「合衆国とは何だ? 大統領とは何だったのだ?」 マツケン「わしゃあ日本人《ニッポンジン》じゃけん そがなこと 自分で考ええ」 去っていくマツケン。 マツケン「大事なぁ 自分が何者であるかじゃけんのう」 首吊り死体のあるステージの上には、壁に一列に並んだ肖像画。 その中の一枚には、老いたハーマン・スミスの顔がある。 グレッグ・ナイトメアが笑う顔として目覚める。 「笑顔」後編 中間デモ(3) Garcian s House Seattle Suburb Seattle Urban Area Washington Northeast Philadelphia Philadelphia Urban Area Union Hotel ホテル“ユニオン”の血戦 The Bloody battle in the "Union" hotel NEWORDER NO.42 最後の依頼 The Final order ホテルのフロント。ホテルマン(エド)が端末の入力の手を止めて、ガルシアンを迎える。 エド「お帰りなさいませ どうぞ ごゆっくり」 ガルシアンはエドが差し出した新聞を受け取り、フロントから立ち去る。 「笑顔」後編 中間デモ(4) 白黒の映像。 フロントで業務する眼鏡のホテルマン(ケヴィン)。 近づく口笛の音に気が付き振り返ったところを、黄金銃で撃ち抜かれる。 胸に続きさらに3発。 暗殺者の口笛の音とともにケヴィンはくずおれる。 「笑顔」後編 中間デモ(5) 白黒の映像。 ホテルの窓に寄り掛かって外の様子を眺めているコン。 口笛の音が近づき、コンの背中に続けざまに5発銃弾が撃ち込まれる。 衝撃でコンの体はガラス窓を破り、ホテルの外壁にだらりと腕が垂れる。 コンは末期の言葉か、かすかに口を動かす。 「笑顔」後編 中間デモ(6) 白黒の映像。 口笛と共にシャワー室の扉が開かれ、シャワーを浴びている男の体が見える。 その傍らにはレスラーのマスクが置いてある。 シャワー室の扉が静かに閉まり、扉の奥でくぐもった銃弾の音が4発響く。 また扉が開き、口笛とともに暗殺者は去っていく。 バスタブには銃傷を負った男(マスク)が水面に突っ伏している。 「笑顔」後編 中間デモ(7) 白黒の映像。 ホテルの廊下を逃げるカエデ。カエデはホテルの一室に逃げ込む。 カメラは口笛の音の主の視線となり、悠々と後を追って404号室の扉を開く。 カメラが人の気配のない部屋を見回した後、クローゼットに視線を定める。 クローゼットに銃弾が4発撃ち込まれ、奥で何かが倒れる音がする。 内側からクローゼットの扉が開き、カエデが倒れ出てくる。 遠ざかる口笛。倒れたカエデの下に血痕が広がっていく。 「笑顔」後編 中間デモ(8) 白黒の映像。 502号室の中から銃弾が5発発射され、扉に穴が開く。 カメラは暗殺者の視線となり、口笛と共に扉を開き中に入る。 中にいた半裸のコヨーテはとっさに部屋の死角に隠れ、暗殺者の視界から消える。 カメラはコヨーテに近づこうとするが、間一髪で窓に映ったコヨーテの姿に向き直る。窓に映ったコヨーテは銃を構え、暗殺者が現われるのを待ち構えている。 カメラは後ずさりながら部屋を出て、隣の501号室に入っていく。 口笛の主は501号室のバルコニーから502号室のバルコニーに向かい、窓の向こうのコヨーテの姿を目にする。 気付いて向き直るコヨーテが構えるより早く、3発の銃弾が窓を破りコヨーテに命中する。 倒れるコヨーテ。広がる血痕。 「笑顔」後編 中間デモ(9) 白黒の映像。 ホテルの一室で、椅子に悠然と腰掛けたダンと、その前に立つ暗殺者が相対している。 ダンは暗殺者の口笛を遮って、 ダン「貴様が噂の正体か 殺人鬼“ハートランド”」 ダンのリボルバーに隠れて見難いが、暗殺者の姿はガルシアンのようでもある。 ダン「スミス同盟が目的か? 叶わない目標は掲げないことだ 何を祈っている? 何を 殺《ト》ろうとしている!?」 一瞬の暗殺者の顔のアップは、目が隠れた構図と逆光で定かではない。暗殺者の口が微かに動いて、 ダン・暗殺者「オマエだ」 暗殺者の声はガルシアンの声である。 互いに銃を突き付け合う。銃声はほぼ同時に鳴るが暗殺者には当たらず、ダンはくずおれ銃を取り落とす。 「笑顔」後編 中間デモ(10) ホテルの一室。 ガルシアン「自然とココに戻ってきた」 ガルシアンの前には、ヤング・ハーマンとディミトリが座っている。以前の映像と違い、窓から陽が差さない夜なのでその姿はより鮮明である。 ハーマン「長い旅路だったな ガルシアン いや 本当の名で呼ぼう エミール・パークライナー」 ガルシアン「エミール?」 ハーマン「自己紹介をしようか 私は ハーマン・スミス 君の見た過去に登場した男だ」 ハーマンはディミトリが差し出した帽子を被る。 ハーマン「記憶は戻ったか? 見ただろう? このホテルで6人が殺された事件─ 君が過去に手掛けた仕事だ エミールは一流の殺し屋だった 13歳の学生とは思えない─ 完璧な仕事をこなした 八雲会を狙った犯行 しかし 同盟のメンバーは7人─ その中には主宰は含まれていなかった 主宰は その後の捜査で─ 学校の金庫の中で死体が見つかった 捜査本部で君はこう呼ばれていた killer7と 事件は 世に公表されることはなかった 社会性を逸脱していたからではない 国家機密に触れていたからだ 因習が生んだ惨劇なのさ エミール 君は─ 国家に管理された殺し屋だ 管理人が見ているよ ココの屋上で 僕が保護した時─ 君は既に品格の高い殺人鬼《キラー7》だった しかし 制御《アウトオブ》不能《コントロール》だった 血に塗れた君は神々しかった その姿は もはや人間ではないのだよ 悪魔の眼が 静かに覚醒した」 「笑顔」後編 中間デモ(11) かつて見た映像と同じように、クンとハーマンがチェスのテーブルについている。 クン「遅かったね」 ハーマンは窓の外を見て、 ハーマン「綺麗な夜景だ」 クン「ココは特別だ 時間が歪んでいるからね」 ハーマン「この戦いを静かに終わらせることが─ 最後の願いだよ」 クン「ダメだ また邪魔が入ってしまった」 ハーマン「隣人が醒めたか」 2人は振り返り、部屋の扉の方を見る。 クン「これは 珍客だ」 ハーマン「随分 懐かしい顔じゃないか」 クン「さあ こちらへ」 ハーマン「遠慮なく」 銃弾が2人に雨あられと浴びせられる。飛び散る血しぶき。2人は力なく倒れている。 「笑顔」後編 エンディングデモ エミール・パークライナーの三つ目が静かに閉じ、跡形もなく消える。 エミールは力なく膝から落ち、右手の黄金銃を口にくわえる。 引き金が引かれ、エミールはうつぶせに倒れる。 静かにエミールの目が閉じる。 後に残されたガルシアンの前には大量の血痕。ガルシアンの白いスーツにも血のりがついている。 ガルシアンは激しく動揺し、そこにいない誰かに向かって弁解する。 ガルシアン「違う 僕じゃない 違うんだ 誤解だ!」 ガルシアンは床に置いたままの鞄に目をやり、動揺しながらもひざまずいて鞄を開く。 鞄の中身を見て驚くガルシアン。 鞄の中には、ダン・カエデ・ケヴィン・コヨーテ・コン・マスクの武器が入っていた。 ガルシアンは返り血まみれの顔のまま呆然とそれを見ている。 Cast DWIGHT SCHULTZ・Harman Smith GREG EAGLES・Garcian Smith MICHAEL GOUGH・Dan Smith TARA STRONG・Kaede Smith JUN HEE LEE・Con Smith MIGUEL CABALLERO・Mask De Smith BENITO MARTINEZ・Coyote Smith HEIDI ANDERSON・Samantha Smith BART FLYNN・Christopher Mills JIM WARD・Toru Fukushima JAMES HORAN・Jean DePaul ROBIN ATKINS DOWNES・Hiro Kasai CAM CLARK・Andrei Ulmeyda CHRIS COX・Gabriel Clemence ALISTAIR DUNCAN・Curtis Blackburn MASAYO HOSONO (Mausu Promotion) ・Ayame Blackburn DEBI DERRYBERRY・Love Wilcox JENNIFER HALE・Linda Vermillion KRIS ZIMMERMAN・Punk Kid C JACK ANGEL・Narrator STEVE BLUM・Kenjiro Matsuoka JOE LALA・Kun Lan Game Part Crew Designers TAKASHI MIYAMOTO EISIN SASAKI (NewFrontierStudio) KUMIHIKO WATANABE(wa s works) TADAYUKI NOMARU Character Design TAKUMI MIYAKE 3DAnimation Unit Studio "Dynamo" Mo Cap Studio Manager HIROSHI HIROKAWA Mo Cap Tracking Supervisor NOBUYOSHI ONO Mo Cap System Operator and Animator KEN UENO KESUKE MARUYAMA Mo Cap Suits and Markers SAIKA AOKI 3D Real-time Event Animation Crew Animation Unit Storyboard Artist FUTOSHI NAGATA ORBITAL LINK Inc. Director HIDEAKI SAKADO Motion Capture Director SEIICHI TANABE Designers ISAO MATSUDASHINYA TAZAKI ISSEI TOKUDAKENZI KUMAGAI TOMOATSU GODAIKAORI TAKAHASHI MASAYASU YOKOSESYUNSUKE UEMATSU 3D Modeling Unit DIGITAL ZERO Chief Designer TAKASHI KUWATANI Designer HIROYOSHI OSAWA SOUJU INAOKANAOKI HAMADA Motion Capture Crew Operator MASASHI IMANAKA Actors KENJI HATA(RESCURES)AKIO MAEDA EMI SUGIMOTOICHIRO HADA KENTARO SHIMAZUMATUMI KAWAMUKAI RYOJI OKAMOTOSHINYA SHIOTA Additional "Game Motion" HIDENORI TAKEI MITSUE NAGASAKI 3DCGI Crew Computer Graphics Movie by G-style Animation Movie Crew "Settingsun","AlterEgo" XEBEC Conte Direction NOBUYOSHI HABARA Animation design Graphs director HIDEYUKI MOTOHASHI Original Drawing XEBEC M2 FUTOSHI ONAMI YOSHINORI TOKIYA Art Director KEITO WATANABE Background KLAS KEITO WATANABETOMOKO SASAKI KEITA SUZUKIMINAKO YAMADA KAZUO KOBAYASHIYURI TAKAGI TOSHIHIDE KAWANA Animation Test SYUKO OKUTANI Color Scheme Specification IWAMIMICA XEBEC M2 MIYUKI SHIMIZU TAEKO SATOMI SHINKO TSURUMOTO?f3 HIROKO KANEDA TAKAYO MITSUWAKA Finish Test MARIKO KAWAI Finish XEBEC M2 YUKO FUKUDA Special Effect XEBEC M2 HIDEAKI SAKURAI Composite Director KATSUTOSHI HIROSE Mastering MASAAKI ISHIKAWA JAEForce ShootingXEBEC CG Editing JUNICHI ITO JAY FILM 3D JUNKI HONMA Product Progress REINA MOROOKA TAKU KOBAYASHI Animation XEBEC XEBEC M2 "Cloudsman" Digital Frontier Inc. CG Producer YUSAKU TOYOSHIMA Production manager NAOMI IKOMA A unit9 production Director BEN HIBONProducer PIERO FRESCOBALDI Character design and backgrounds BEN HIBON Lead character animation ROLAND EDWARDS JUMENO FARFAN-GOMEZ ALEX JENKINS Character animation JOAO DE ABREU DIAS PIRES DOMINIK BINEGGER LAURIE J.PROUD Compositing and scene animation BEN HIBON Visual effects NICK TANNER Sound Crew Voice Over by Soundelux Design Music Group Voice Over Business Manager AMANDA WYATT Voice Over Coordinator JACQUIE SHRIVER Voice Over Director KRIS ZIMMERMAN Voice Over Engineer ELLIOT ANDERS Production Assistant JUSTIN LANGLEY Coordinate HIROYUKI HAMADA (T s Music) Engineer KOZY TOMINAGA (T s Music) Symphony No.41 In C.K.551 "Jupiter" Composed By W.A.MOZART "Gymnopedie#1" Composed by ERIK SATIE Piano by MASAFUMI TAKADA "Greensleeves" England folk music Whistle by REN YAMAZAKI CAPCOM STAFF Development Assistance AKIHIRO SHIMAMORI HIDEKI SHIOJIRI NAOHIRO YAMADA Leagal Affairs Department SIGEKI KOBAYASHI ATSUSHI NISHINO KAZUHIKO INABA Customer Support Team YOSHIAKI IWASA Marketing Team YUJI ITO Product Management Team TAKAYUKI SANO KOHEI KUBOTA KUNIO FUNAHARA Advertising Team TSUTOMU MASUDA QA Leader SHIGEMI KOMATSU Publicity Team RYOSUKE HAGIWARA TAKAYOSHI TERADA Character Rights Department TAKASHI KITAHARA TETSUYA OHNO TAIKI ENOMOTO? Special Thanks KATSUYOSHI FUKAMACHI TATSUSHI FUJITA NOBUHIKO SAGARA MASAHI OOKA SAKO KATO SMOKEY S GUN FACTORY OX KANTO ARMS MAGAZINE HIROSHI NAKAYA CHIZKO ONO YUKARI SUWABE NAOKO FUJI MOTION DESIGN JAMES WILLIAMSON BACKGROUND MODEL DESIGNER AKI OHTA Development by grasshopper manufacture inc. Presented by CAPCOM 「笑顔」 完 駆除した“笑う顔”:ラララ人 That wonderful smiling face will never be seen again 終幕 「獅子」オープニングデモ Battle Ship Island 北太平洋“戦艦島”の駆除 The destruction of the "Battleship Island". Nothern Pacific Ocean NEWORDER NO.43 決着 Showdown?f1 三年後 戦艦島へ繋がる橋を疾走する赤いスーパーカー。それはかつてクレメンスが乗っていた物のようにも見える。 車は遮断機の前で停車する。 「獅子」中間デモ(1) 椅子を置き扉の前に陣取るマツケン。 マツケン「アンタらの仕事は もう終わりじゃ 殺す必要はありゃあせん この奥におるんが 最後の“笑う顔《ヘヴンスマイル》”じゃ ホンマの親玉よ 親分《ボス》殺りゃあ 根絶やしじゃけんのう 世界はテロの恐怖から解放されたんじゃ しかしな テロが自然の摂理じゃったら─ アンタ どうすんね? 儂《ワシ》を殺《ト》るんなら今のうちじゃ アンタみたいな力ある殺し屋でも─ よう容赦はせんけェのう 覚悟して待っちょれ 血の代償は 血で拭うしかないんよの アンタらの母国を選ぶか─ 儂の国の復讐を眺めるか─ アンタの好きにすりゃあええ」 〈生カス〉を選択した場合・ マツケンは一度低く笑って、席を立つ。 扉を開け、ガルシアンを招き入れる。 マツケン「Welcome」 〈殺ル〉を選択した場合・ マツケンの額が撃ち抜かれ、椅子ごと倒れ扉の前ががら空きになる。 「獅子」中間デモ(2) イワザルらしき人物に銃弾が命中する。ヘヴンスマイルの笑い声とともに倒れる男。 その顔はクン・ランのものである。 「獅子」エンディングデモ 〈生カス〉を選択していた場合・ 戦艦島で最も高いビルの屋上に屹立するマツケン。 戦艦島にほど近い洋上では軍艦が次々現われる。 上空には戦闘機群。 隊列を成す戦闘機群と爆撃機が、マツケンの頭上を飛び去っていく。 テロップ〈報復決行 二千十四年、 国際連合軍は合衆国に向けて 総攻撃を開始した。〉 〈殺ル〉を選択していた場合・ 静かな戦艦島の様子。 突如現われるミサイル群。戦艦島に着弾し大爆発を起こす。 テロップ〈日本消失 二千十四年、 日本は合衆国の攻撃により 絶滅した。〉 killer7 Producer Hiroyuki Kobayashi Story Shinji Mikami SUDA 51 Production Supervisors Akira Kokushoh Hideki Kato Main Programmer / Battle Programmer Satoshi Kawakami System Programmer/Event Programmer Kazuhisa Watanabe Event Programmer Accessories Programmer Noboru Matsuzaki Visual Effects Programmer Takumi Yamada Event Programmer/Menu Programmer Shinya Sato Programing Supervisor Yoshikazu Fujita Art Director Background Model Designer Akihiko Ishizaka Background Model Designer Hajime Kishii Katsunori Kitayama Toshiyuki Kimura Character Design/HeavenSmile Design Kunihiko Taniwaki Path Designer Hiroto Yamamoto Sound Director/Score Composition Masafumi Takada Sound Effects Jun Fukuda Translator Shinsaku Ohara Planner Kunihiro Sasagawa Web Design Tsukasa Fujita Assistant Director/Battle Plan Toshihiro Fujikawa Assistant Planner Ryouichi Kubodera Executive Producer Shinji Mikami 上海 100年後 クンの“神の手”を撃ち抜くハーマン。 クンは銃弾を掴み、遠くのビル(放送塔?)に吹き飛ばされるが悠然と着地する。 クンの左手から掴み取られた銃弾が落ちる。 “神の手”を誇示するクン。 ビルの屋上からその様子を窺うハーマン。 ハーマン「悪夢から醒めたか」 クン「隣人《ハーマン》よ 世界は変わらない 常に一定なのだよ さあ ダンスを踊ろう」 哄笑するクン・ラン。 Written, Designed, and Directed by SUDA 51 THE END? Thank You for playing Killer7. CAPCOM killer8 スタッフロール killer8 プロデューサー 小林裕幸 原案 三上真司 須田剛一 製作進行 國生玲 加藤秀樹 メインプログラム 先頭プログラム 川上智 システムプログラム イベントプログラム 渡辺和寿 イベントプログラム 装飾プログラム 松崎昇 エフェクトプログラム 山田巧 イベントプログラム メニュープログラム 佐藤慎也 プログラム監修 藤田至一 ビジュアル監督 背景モデリング 石坂明彦 背景モデリング 岸井一 木村俊行 北山克典 人物モデリング 谷脇邦彦 パス編集 山本広人 音楽監督 作曲 高田雅史 音響効果 福田淳 翻訳 大原晋作 企画進行 笹川晋弘 Web担当 藤田司 助監督 藤川敏浩 企画助手 久保寺良一 製作総指揮 三上真司 上海 100年後 クンの“神の手”を撃ち抜くハーマン。 クンは銃弾を掴み、遠くのビル(放送塔?)に吹き飛ばされるが悠然と着地する。 クンの左手から掴み取られた銃弾が落ちる。 “神の手”を誇示するクン。 ビルの屋上からその様子を窺うハーマン。 ハーマン「悪夢から醒めたか」 クン「隣人《ハーマン》よ 世界は変わらない 常に一定なのだよ さあ ダンスを踊ろう」 哄笑するクン・ラン。 脚本・ゲームデザイン・監督 須田剛一 終焉? Thank You for playing Killer7. CAPCOM Hopper7 エンドクレジット 終 " Heaven Smile " is laughing right beside you. 駆除したバッタの数:ラララ人 操作習得のイワザル台詞集 操作習得《ソウサシュウトク》なさいますか? 〈殺る〉を選択した場合・ チュートリアル Aボタンをお使いください 走ることができます Bボタンをお使いください 方向転換《ターン》を行います Rボタンをお使いください 武器を構えます Bボタンをお使いください 近距離補足《ロックオン》します Lボタンをお使いください 索敵《スキャン》を行います +ボタンをお使いください 標的切替《ターゲットチェンジ》します Aボタンをお使いください 攻撃します ◎をお使いください 太枠道標《ジャンクション》の方向に 入力後Aボタンで行き先を決定します もう一度、習得されますか? ハーマン部屋のイワザル台詞集 基本解説 ・移動について 御主人様《マスター》 ヤバイです ヤバイボタン配置です Aボタンで走ります Bボタンで方向転換《ターン》します 走行中にBボタンで高速反転《クイックターン》です 慣れれば 快適な旅路になります 無事の習得をお祈りしています 我はハーマンの名の下に ・ジャンクション 御主人様《マスター》 ヤバイです 方向感覚がヤバイです 道標《ジャンクション》には慣れていただいたでしょうか 便利な活用法がございます 道標《ジャンクション》は 一度進んだ先は青色《ブルー》に変色します まだ進んでいない先は 鮮明《ノーマル》な色です 不安になりましたら─ 灰色《モノクロ》を指してお戻りください 我はハーマンの名の下に ・体力表示 御主人様《マスター》 ヤバイです 気持ち的にヤバイです むしろ あの眼《メ》! あの眼に見つめられるだけで ヤバイです 眼が閉じてくると 同盟《キラー7》の活力が失われます 完全に閉じてしまうと─ 同盟《キラー7》は死に至るでしょう その前に 血の補給を怠らないよう ご注意ください 眼が充血すると 試験管が使えます 刮目してご覧ください 我はハーマンの名の下に ・人格交代 御主人様《マスター》 ヤバイです 基本概念がヤバイです STARTボタンで狭間《サブメニュー》が出現します 4つの項目を選ぶことができます 方向入力とAボタンで項目選択できます 上方向は 同盟《キラー7》の交代です 選んだ同盟《キラー7》が登場します 寝ている同盟《キラー7》は 選ぶことができません TVで起こしてください 我はハーマンの名の下に ・アイテム 御主人様《マスター》 ヤバイです 普通にヤバイです STARTボタンで狭間《サブメニュー》が出現します 方向入力とAボタンで項目選択できます 右方向は 鳩書簡の閲覧です ハトが届けてくれた 手紙を読みます 左方向は 装飾品《アクセサリー》を装備します 指輪《リング》を選んでくださいませ その他《ホカ》 造形物《アイテム》などは─ 未来を開くきっかけになるでしょう 指輪《リング》が返却されたら─ 装備をお忘れないように 我はハーマンの名の下に ・地図 御主人様《マスター》 ヤバイです 迷子になりそうですわ そんな時には Xボタンをお使いください 地図が開きます 魂弾《タマタマ》をすべて収拾してください 迷子になったら─ 印《アイコン》を目指してお進みください 我はハーマンの名の下に ・多層人格 御主人様《マスター》 ヤバイです ヤバイですわ 御主人様《マスター》は 同盟《キラー7》を抱えております ですが 多重人格とは異なりますわ 格好の研究材料です 肉体すら交替してこそ多層人格─ 御主人様《マスター》の独壇場です 残念ながら 業者《ガルシアン》は自由に交替できません 必ずTVを介してください 監視カメラにご注意を 我はハーマンの名の下に ・残留思念とは 御主人様《マスター》 ヤバイです ヤバイ怨念ですわ 御主人様《マスター》の前に現われる透明の者たちは─ 残留思念ですわ 強い情念が世俗に固執してます 何故かって? 人が悪い方ですわ 御主人様《マスター》に殺《ト》られたからです ですがね むしろ逆に─ 殺《ト》られて感謝している者もおります 私目《イワザル》の様に 我はハーマンの名の下に ・ハーマン部屋 御主人様《マスター》 ヤバイです あのメイド《サマンサ》はヤバイです 正装時は 職務を全うし─ 従順な記録係《セーブメイド》となります 7つの記録《セーブ》をお使いください しかし ご用心ください 私服姿は乱れきっております やりたい放題《ネットサーファー》ですわ 赤いランプの部屋が正装─ 緑のランプの部屋が私服となります 我はハーマンの名の下に ・門番 御主人様《マスター》 ヤバイです ヤバイ扉です 罪人《ザイニン》をご存知ですか? 羈絆門《キハンモン》を守る門番です あちらの世界への案内人ですわ 魂弾を収拾《コレクション》すれば 先に通してくれます 何の為に集めているのやら 我はハーマンの名の下に ・執事 御主人様《マスター》 ヤバイです あのメイドは 失踪しました 責任は上役が取るものです 執事を務める─ ギャリー・ワンダラーズです 生真面目な性格で─ この道50年のベテランです 新しいメイドが見つかるまでの我慢です 我はハーマンの名の下に 戦闘解説 ・銃撃 御主人様《マスター》 ヤバイです ヤバイ戦《イクサ》になりそうです 連中《ヘヴンスマイル》は姿が見えません つまり 実存しておりません 笑い声が聞こえたら─ すかさずRトリガーボタンをお使いください 武器を構えます しかしそれだけでは 連中《ヘヴンスマイル》は見えません Lトリガーボタンをお使いください 業者《ガルシアン》が その趣味《スキル》で索敵《スキャン》します 実存化した連中《ヘヴンスマイル》に Aボタンで発砲します 発砲することで駆除が可能になります 我はハーマンの名の下に ・索敵後 御主人様《マスター》 ヤバイです ヤバイ仕事《バトル》になりそうです 腕が未熟では 危険です 狙いも満足に付けられません 索敵《スキャン》後には Bボタンをお使いくださいませ 本能が付近の敵を狙います 十字ボタンを押すと 次の敵を狙います 我はハーマンの名の下に ・弱点 御主人様《マスター》 ヤバイです ココだけの話 連中《ヘヴンスマイル》には弱点があります 飛ぶ竜の如く そこを狙えば一撃で駆逐ですわ 気味の悪い黄金《コガネ》の粒粒《ブツブツ》 照準の中でしか眼識《ガンシキ》できません しかとご刮目ください 我はハーマンの名の下に ・回復 御主人様《マスター》 ヤバイです ダメージがヤバイです STARTボタンで狭間《サブメニュー》が出現します 方向入力とAボタンで項目選択できます 下方向は 血液です Aボタンを押すと 活力が回復します 同盟《キラー7》が 元気になっちゃいます 試験管に集めた血をお使いください 眼が閉じてきたら 同盟《キラー7》の危機《ピンチ》です 速攻で 試験管をお使いください 我はハーマンの名の下に ・死体回収 御主人様《マスター》 ヤバイです ヤヤヤヤヤバイです 連中《ヘヴンスマイル》の爆弾は強烈です 同盟者《キラー7》でも殺《ト》られてしまうでしょう 殺《ト》られたら 業者《ガルシアン》に任せるべきです あの業者《ガルシアン》はウドの大木ですが 回収の腕だけは一流です どんなボンクラにも 取柄《トリエ》はあるものですわ あっ 忘れないでください 回収した後は 紙袋から蘇生してください Aボタン連打で蘇生できます 我はハーマンの名の下に ・カウンターアタック 御主人様《マスター》 マズイです アレはマズイですよ あんな言い方は良くないです 連中《ヘヴンスマイル》も冷静になれませんよ 解決するには 歩み寄るべきですね もっと引き寄せてください 連中《ヘヴンスマイル》が光った瞬間《タイミング》に Xボタンで清算《クリティカル》しましょう 同盟《キラー7》の新たな一面が発揮されます 我はハーマンの名の下に ・ダンの特殊攻撃 御主人様《マスター》 ヤバイです 趣味《スキル》が悪いです 暴君《ダン》は 殺戮を好みます 連中《ヘヴンスマイル》の巣を破壊するでしょう Rトリガーボタンで 拳銃を構えている最中─ Yボタンを3回お使いください 試験管が3本セットされ─ Aボタンで“魔弾” を発します 赤と黄の核が 連中《ヘヴンスマイル》の巣の弱点です 我はハーマンの名の下に ・カエデの特殊攻撃 御主人様《マスター》 ヤバイです 趣味《スキル》が悪いです 裸足《カエデ》は 狙撃好きです どちらかといえば S《サド》ですわ Rトリガーボタンで構え中─ Yボタンをお使いください 照準が拡大《ズーム》され─ 遠距離の敵を狙い撃ちできます 我はハーマンの名の下に ・マスクの特殊攻撃 御主人様《マスター》 ヤバイです 趣味《スキル》が悪いです 覆面《マスク》は 妙技を使います Rトリガーボタンで ランチャーを構えている最中─ Yボタンをお使いください 試験管1本で 電撃弾 試験管2本で 集束弾 硬い連中《ヘヴンスマイル》にお使いください 我はハーマンの名の下に ・コヨーテの特殊攻撃 御主人様《マスター》 ヤバイです 趣味《スキル》が悪いです 盗人《コヨーテ》は 凶悪な非道ですわ Rトリガーボタンで 拳銃を構えている最中─ Yボタンをお使いください 試験管を1本お使いください 特殊改良マグナム弾を発砲します 世界協定で禁じられた弾丸です 連中《ヘヴンスマイル》には 効き目抜群なのですが 我はハーマンの名の下に ・ケヴィンの特殊攻撃 御主人様《マスター》 ヤバイです 趣味《スキル》が悪いです 眼鏡《ケヴィン》は 残忍な輩ですわ Rトリガーボタンで ナイフを構えている最中─ Yボタンをお使いください 試験管1本で二《ツイン》刀投げ《スパークリング》 試験管3本で無限《シャイン》刀投げ《スパークリング》 素早い連中《ヘヴンスマイル》にお使いください 我はハーマンの名の下に 血液解説 ・血液 御主人様《マスター》 ヤバイです 言うほどはヤバくないです 血のご説明をします ビーカーに入った血は 無添加です TVの中で血を博士《ドクター》に渡してください 博士《ドクター》は ああ見えてもなかなかの人格者です 悪いようにはしません 博士《ドクター》が血清を生成してくれます 同盟《キラー7》の意識改革《レベルアップ》にお使いください 意識が変わることで─ 特別な攻撃が可能になります 我はハーマンの名の下に ・血液吸収 御主人様《マスター》 ヤバイです 血はヤバイですわ しかし 血だけが明日《アス》への活力なのです 同盟《キラー7》は 連中《ヘヴンスマイル》の血を吸うことができます しかも 多層人格を維持する安定剤ですわ 血がないと 御主人様《マスター》の命《タマ》すら危ういのです STARTボタンでご確認ください 血液量の確認が行えます 血は大切にお使いください 我はハーマンの名の下に ・人格覚醒 御主人様《マスター》 ヤバイです 詰まるところヤバイです 御主人様《マスター》の同盟《キラー7》は 足並みが揃っておりません STARTボタンでご確認ください 体調《コンディション》の良い同盟者《キラー7》だけ 使うことができます 体調《コンディション》を戻すには 連中《ヘヴンスマイル》を駆除してください 駆除数によって 同盟《キラー7》を起こすことができます 殺死合《コロシアイ》の血が騒ぐのです 起こすには TVにお入りください 我はハーマンの名の下に ・成長(レベルアップ) 御主人様《マスター》 マズイです やっぱマズイですって 同盟者《キラー7》の武器を強化しないと 連中《ヘヴンスマイル》も図に乗ってきますよ 噂では 爆発しない連中《ヘヴンスマイル》も居るとか居ないとか ガンガン駆除して ガンガン意識改革《レベルアップ》してください 強化すれば 連中《ヘヴンスマイル》など恐るるに足りませんわ 我はハーマンの名の下に ・特殊能力について 御主人様《マスター》 ヤバイです 極秘《シークレット》のヤバイ事実です 同盟《キラー7》は 趣味《スキル》が豊富です Yボタンで趣味《スキル》が活用できます 活用する際は 私目《イワザル》がご案内します 我はハーマンの名の下に ・ガルシアン(特殊能力) 御主人様《マスター》 ヤバイです 趣味《スキル》が悪いです 業者《ガルシアン》の趣味《スキル》は 異常です 指輪《リング》の力を借りてお見通しですわ Lトリガーボタンの索敵《スキャン》は 必須です 我はハーマンの名の下に ・カエデ(特殊能力) 御主人様《マスター》 ヤバイです 趣味《スキル》が悪いです 裸足《カエデ》は 下僕《ミザル》を召喚します 縞々《ストライプ》の結界を解除します 未《マ》だ見ぬ先に進むことでしょう Yボタンでお使いください 我はハーマンの名の下に ・コン(特殊能力) 御主人様《マスター》 ヤバイです 趣味《スキル》が悪いです 餓鬼《コン》は 素早くなることでしょう 遠い道のりには好都合です どこでも必死に走ることでしょう Yボタンでお使いください 我はハーマンの名の下に ・コヨーテ(特殊能力) 御主人様《マスター》 ヤバイです 趣味《スキル》が悪いです 盗人《コヨーテ》は 高い場所が好きです 信じがたい跳躍力で 登ってしまいます 不法侵入の達人とでも申しましょうか Yボタンをお使いください 我はハーマンの名の下に ・ケヴィン(特殊能力) 御主人様《マスター》 ヤバイです 趣味《スキル》が悪いです 眼鏡《ケヴィン》は 無色透明になります 厳重な警戒網を潜り抜けるでしょう 連中《ヘヴンスマイル》との無意味な諍いを回避できます Yボタンでお使いください 我はハーマンの名の下に 笑う顔 ・ヘヴンスマイル 御主人様《マスター》 オモロイです 笑ってるだけありますわ 連中《ヘヴンスマイル》 ただの爆弾魔ではありません 噂じゃ 人間を改造してるって話です 突進してくるだけと思ったら 大間違い 大火傷《オオヤケド》しまっせ! 新型《ニュータイプ》の投入が予定されています 笑い声に騙されちゃいけません 確実に弱点を狙ってください 我はハーマンの名の下に ・ツバキ 御主人様《マスター》 ヤバイです ココだけの話 連中《ヘヴンスマイル》の中に 内通者がおります 御主人様《マスター》の下僕《シモベ》になりたい連中《ヘヴンスマイル》です 姿は真っ白いのですが 裏切り者の洗礼を受けて 血だらけです 健気な連中《ヘヴンスマイル》ですわ 同盟《キラー7》に 趣味《スキル》を活用する磁場を知らせます 磁場でYボタンをお使いください ココだけの話ということで 我はハーマンの名の下に ・ミクロ 御主人様《マスター》 ヤバイです ココだけの話 連中《ヘヴンスマイル》には 運搬者がおります 巣への補給が目的です 運搬者《ミクロスマイル》は 小さい姿形《デザイン》で─ 人目につかぬように行動しております 膨大な原料を運んでますので 駆除すると大きな利点があります 黒ラ黄《クロ キ》は 同盟《キラー7》の体調が完璧《パーフェクト》になります 赤ラ青《アカ アオ》は 膨大な血の取得 運搬者《ミクロスマイル》の攻撃は ダメージはないですが─ 暫く 視界が悪化します 撃ち逃しは損です 我はハーマンの名の下に ・デュプリケーター 御主人様《マスター》 オモロイです あの都市戦略産卵型《デュプリケーター》は 巣ですわ 小型の産卵型《デュプリケーター》が─ 地域に密着した本拠を築きます 核が弱点になります 黄色い核は簡単に破壊できますが─ 赤い核は暴君《ダン》の凶悪弾丸《マダン》をお使いください 我はハーマンの名の下に ・スパイラル 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 螺旋《スパイラル》です どうやら 改造に失敗したようです 丸々とした姿形《デザイン》にご注意ください ニヤついた顔が弱点ですわ 顔は1つと限りません きっちり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に ・アナザー 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 天井《アナザー》です 落下《ダイヴ》してからが要注意ですわ 四足歩行は伊達じゃないっす 時には 上を見てください しっかり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に ・ヘッドボム 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 暴頭《ヘッドボム》です 広範囲爆破用に開発したようですわ 狙いが外れると 大暴発します 柵が開いた瞬間《タイミング》で 頭にブチ込んでください すっぽり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に ・ダイビング 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 落下《ダイビング》です 目の前に落下《ダイビング》してきます 躊躇せず 即座に処理すべきですわ さっくり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に ・マザー 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 卵を吐きます 小型の産卵型《マザー》ですわ 連中《ヘヴンスマイル》が無限に生まれます 暴君《ダン》の魔弾が効果的です ばっさり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に ・ポイズン 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 毒《ポイズン》です 迂闊には近づけません 銃は 無力です 虚しいだけなんですわ 弱点への攻撃だけが効果的です ぱっくり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に ・ファントム 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 妄想《ファントム》です 妄想膨らみ 体の一部が巨大化しました 確実に 巨大化部分を撃ってください 狙いが外れると 転送《テレポーテーション》されます そうなったら 逃げることはできません じっくり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に ・ジャイアント 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 巨人《ジャイアント》です 大きいだけの出来損ないですわ 眼《チャクラ》が弱点です でも 眼《チャクラ》は閉じてることも ぐったり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に 続 笑う顔 ・ウルメイダ 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 会長《ウルメイダ》です Tシャツを着ています それだけですわ Tシャツ狙えば 一撃です 会長《ウルメイダ》を倒してコインを集めましょう しっとり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に ・バック 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 背中《バック》です 表は硬いですが 裏に弱点があります 裏表がはっきりしている性格《タチ》のようです 腕の翼を狙ってください 簡単に 敵に背中《バック》を見せるとは 後は弱点で止《トド》めですわ かっちり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に ・プロテクト 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 堅牢《プロテクト》です 驚きの重装甲で防御します 覆面《マスク》だけが 倒すでしょう ずっしり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に ・プロテクトZ 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 堅牢・Z《プロテクトゼータ》です 覆面《マスク》の通常弾は 効きません 火への対策は万全のようです しかし 制御系統が脆くなっております 覆面《マスク》の電撃弾をお使いください どっしり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に ・ブロークン 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 出鱈目《ブロークン》です 飛行機能を搭載した ムリクリな姿形《デザイン》ですわ 重い過去を背負っているようです 操縦席《コクピット》が弱点です ざっくり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に ・プロテクトZZ 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 堅牢《プロテクト》・ZZ《ダブルゼータ》です もはや覆面《マスク》の電撃弾ですら効きません 自己動力源を備える 完璧《パーフェクト》な改良です 敵ながら 恐れ入ります しかし 自爆を誘発するのは簡単です 覆面《マスク》の集束弾をお使いください 動力が逆流するでしょう みっちり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に ・ミスリル 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 鎧《ミスリル》です 連中《ヘヴンスマイル》が鎧を纏っているのです しかし 鎧は硬い上に─ 壊しても 中の連中《ヘヴンスマイル》が襲ってきます 2度オイシイって事ですか? 早めの勝負を心がけてください がっつり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に ・レーザー 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 光線《レーザー》です 改造されるのを拒んだのでしょう 物々しい滑車に拘束されました 遠距離から 光線《レーザー》を発射します こりゃ 最大の強敵ですわ 避《サ》けるのは困難です 発射後に自壊します すっきり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に ・ローリング 御主人様《マスター》 オモロイです 今度の新型《ニュータイプ》は 回転《ローリング》です 無理な体勢で転がります 無理しているのでしょう 弱点を一撃で駆除できますわ ちょっぴり 息の根を止めてください 我はハーマンの名の下に オ・ユニオン台詞集「天使」 #01 212号室前 懐かしね スミスの旦那 どうね? ミルズの奴 少しはうまくやてる? 頼りない二代目よ でも アイツいい奴ね 毎度どうも 感謝感謝 今日の出物はコレね “燭台に注目したよ” “奇抜な意匠よ” “ココに隠されてるよ” “順番が隠されてるね” もと詳しく? それなら この仮面使えばいい この仮面撃つと この仮面が教える でも怖いよ この仮面 もと濃い血を求めるね 魔物は血が好きね それでもいいなら 仮面撃つね 詳しく教えるよ #02 トイレ前 スミスの旦那 情報売るよ ちょと複雑ね “トイレに注目したよ” “うん 水を溜めるね” “噴射装置《スプリンクラー》は相性いいね” “噴射する方法考えるね” 仮面撃てばもと詳しく教えるよ でも濃い血を求めるよオ・ユニオン台詞集「落日」 #03 客間 スミスの旦那 情報売るよ “壺が大事ね” “花を咲かせることよ” “咲かせる方法考えるね” 仮面撃てばもと詳しく教えるよ でも濃い血を求めるよ #04 離れ スミスの旦那 情報売るよ “この看板 よく見るね” “大ヒントよ” “方角と聖獣様ね” “バラバラはダメね” “ピタッとくつけるよ” 仮面撃てばもと詳しく教えるよ でも濃い血を求めるよ #05 チンチロリン前 スミスの旦那 情報売るよ “イカサマを見抜くね” “姐《アネ》さんを真似るよ” “サイの目はガチンコね” 仮面撃てばもと詳しく教えるよ でも濃い血を求めるよ #06 ポーカー前 スミスの旦那 情報売るよ “ポスターと勝負よ” “役を揃えるね” 仮面撃てばもと詳しく教えるよ でも濃い血を求めるよ #07 競馬前 スミスの旦那 情報売るよ “競馬勝つにはポスターね” “着順を読むよ” 仮面撃てばもと詳しく教えるよ でも濃い血を求めるよ #08 花札前 スミスの旦那 情報売るよ “花札 知ってる?” “猪鹿蝶は美しい役ね” “水着女《キャンペーンガール》は最高《サイコー》ね” 仮面撃てばもと詳しく教えるよ でも濃い血を求めるよオ・ユニオン台詞集「邂逅」 #09 ガレージ スミスの旦那 情報売るよ “簡単ね” “車庫に9台並べるね” 仮面撃てばもと詳しく教えるよ でも濃い血を求めるよ #10 カーティス邸 スミスの旦那 情報売るよ “当たり前の事するよ” “もう就寝《ネ》るね” “だから 警備するよ” 仮面撃てばもと詳しく教えるよ でも濃い血を求めるよオ・ユニオン台詞集「笑顔」 #11 データ室 スミスの旦那 情報売るよ 子供は無邪気よ “人気のロボットアニメね” “合体ロボは玩具《オモチャ》が売れるよ” “お絵かきは正直よ” “合体方法が注目集まるよ” 仮面撃てばもと詳しく教えるよ でも濃い血を求めるよ #12 ロッカー前 スミスの旦那 情報売るよ 複雑ね 一番 複雑よ “ロッカー番号わかたか?” “ロッカーは壊すね” “2つの大事があるね” “続けると 扉開くね” 仮面撃てばもと詳しく教えるよ でも濃い血を求めるよ #13 理事長室 スミスの旦那 ありゃりゃ 残念ね 悪いね 旦那 もう品切れね もう出し尽くしたよ この店は廃業よ 旦那には世話になったから 特別サービスさせてもらうよ 大事な大事な事よ この世界を生き抜くことね この言葉を胸に刻むね “人に頼るな” ココから先は 旦那一人で頑張るよ それが 殺しの花道よ #00 濃い血を持たずに正銘の仮面と話す 負け犬よ 真《マコト》の負け犬よ 仮面が血を欲している 出直せ 罪人台詞集 #01 魂弾が足りない 次の方 どうぞ どちらまで? 魂弾《シナ》は? 冷かしなら帰ってくれ 消えろ #02 魂弾が足りている 次の方 どうぞ どちらまで? 羈絆門までですね? お預かりします 確かに承りました どうぞ お入りください 難易度選択 敢闘: 「比較的、順当にゲームをプレイすることができる 工夫と助言を加えています」 死闘: 「現実問題として、非常に過酷な戦いが予想されると共に、 助言も制限を加えています」 血闘: 「新たな人格が覚醒します」 蝗闘: 「最強凶悪な“笑う顔”が目覚めました」
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NO MORE HEROES part40-165~168 165 :NO MORE HEROES/ノーモアヒーローズ:2008/07/29(火) 16 59 53 ID 2UFVg8EE0 世界設定とだいたいの登場人物 舞台はアメリカの田舎町「サンタデストロイ」。 プレイヤーの目的は主人公である殺し屋「トラヴィス・タッチダウン」を操作して全米殺し屋ランキング一位を目指してひたすら戦う事。 【主な登場人物】 トラヴィス・タッチダウン…27歳、アメリカ出身アイリッシュ系。 趣味は格闘技・アニメ・映画を観賞する事。部屋に美少女フィギュアやアニメポスターを飾っている、いわゆるオタク青年。 両親は既に他界し、飼い猫のジーンと二人で暮らしている。 ネットオークションで競り落としたビームカタナと多数のプロレス技を武器にランキング戦に挑む。 シルヴィア・クリステル…24歳、フランス出身。米国暗殺者協会略してUAAのエージェント。 ジーン…25歳。トラヴィスの昔の恋人。トラヴィスの部屋にある写真には麦藁帽子と白いワンピース姿で写っている。 ヘンリー…27歳、ビームカタナを操る謎の青年。トラヴィスとは何らかの因縁があるようだ。 【オープニング】 殺し屋トラヴィスは、酒場で意気投合した「凄ェいい匂いでスカーレット・ヨハンソンに似たマブい女」から流れ者の暗殺依頼を受ける。 早朝、指定された場所で待つトラヴィスの前に現れたのは「イケメン・クールガイ」の同業者ヘルター・スケルターだった。 激闘の末ヘルターを倒すトラヴィスの前に、黒服を引き連れ先ほどの美女が現れる。 「おめでとう。ランキング入りよ。第11位の殺し屋として認定されました」 女の名はシルヴィア・クリステル。米国暗殺者協会(以下UAA)から派遣されたエージェントだという。 「このまま残り10人のランカーも倒して、ランキングトップになりたくない?」 という訳で、ひょんな事からトラヴィスの「殺戮の旅」が始まった。 166 :NO MORE HEROES/ノーモアヒーローズ:2008/07/29(火) 17 01 05 ID 2UFVg8EE0 【10位~】 ランキング10位はタウンゼント伯爵。裏の世界では剣聖デスメタルと呼ばれる男である。 トラヴィスは彼の私邸に正面から乗り込み、ガードマンを次々と切り倒してデスメタルの元に辿りつく。 海の見えるテラスで対峙する二人。 デ「いい眺めだろ。この景色は人の金で買ったんだ。今はこの景色以外何も要らない。だからこのまま出て行ってくれないか?」 ト「出て行くのはお前だ。死体袋に入ってな。楽園って知ってるか?」 デ「楽園?」 ト「ここがそうだ。ここは誰もが夢焦がれる場所だ…アンタはでっかい夢を手に入れた。ってことはそろそろ目を覚ましてもいい頃だ」 デスメタルと戦いと並行してトラヴィスの独白。 (この生活は俺の未来だ。プール付き豪邸、高級スポーツカー、メイド軍団、リッチな生活…成功者は全て手に入る。 同時にここには何も無いって事を俺は知ってる。多分俺は飛び込む前にもうちょっとよく考えるべきだったんだ。 もう進むしかない…先が見えない、出口を探そう。出口を抜けたら、その先はきっと楽園だ) デスメタルに勝つと、シルヴィアと黒服が現れ、現場の清掃・消毒と記録を始める。 「本当に一位になったら約束を守ってくれるんだな?」(この時点ではプレイヤーは約束の内容について何も知らされていない) 「UAAは約束を破らないわ」 「もし途中で止めたら?」 「あなたは下位のランカーから常に狙われる立場なのよ。いつでもどこにいても」 「どっちにしろ戦うしかないって事か。無間地獄…このアマはめやがったな」 「覚悟決めた方がいいんじゃない?」 「…じゃあさじゃあさ、一位になったら一回だけヤラせてくれる?」 「どうしよっかな~」 「頼む!一回だけ!」 翌日、トラヴィスの家の前にUAAのリムジンが停まり、今後の詳しい説明を受ける。 基本的なルールは二つ。ランカー同士のマッチメイクはUAAが主導する。下位ランカーはその料金を払わなくてはならない。 (プレイヤーは単純労働/暗殺のミニゲームを繰り返して資金を貯め、ATMからUAA宛に金を振り込む。この繰り返しでストーリーが進む) 167 :NO MORE HEROES/ノーモアヒーローズ:2008/07/29(火) 17 08 02 ID 2UFVg8EE0 トラヴィスは順調にランキング戦を勝ち進んでいく。 9位:二丁拳銃を操る妻子持ち・ドクターピース…得意の早撃ちが居合い抜きに破れ、腹部を斬られて死亡 8位:アフロサムライ女子高生・シノブ…トラヴィスが受講していた剣術通信教育の先生の娘と気付き、あえてトドメをささず立ち去る。 7位:全身武器のコスプレ男・デストロイマン…命乞いをして油断したところを攻撃するが、見破られ真っ二つに。 6位:義足のファッションモデル・ホリーサマーズ…負けを悟ると手榴弾を咥えて自害。 5位:パンクバンドのヴォーカル・レッツシェイク 5位のレッツシェイク戦だけは特殊で、プレイヤーが何もしない内に乱入した謎の男ヘンリーが勝手に真っ二つにしてしまう。 ヘンリーはトラヴィスを知っているようだが、トラヴィスは彼との面識が無い。 4位:手品師・ハーヴェイモイセイェヴィチヴォロダールスキー…カタナで目を斬られ失明し、自らのマジックの装置から脱出できず死亡。 3位:巨大なビーム砲を持つ老婆・スピードバスター…トラヴィスの師匠を殺害するも、トラヴィスには破れ首を斬られる。 2位:酒乱ロリータ・バッドガール…腹部にビームカタナが刺さったままトラヴィスに馬乗りになってバットを振るうも、力尽きて死亡。 後半、シルヴィアは「探さないでください」と伝書鳩を寄越し姿を見せなくなる。 最後のランカーの所在を聞き出すためずっと前に渡されたUAAの番号に電話するトラヴィス。 しかし、電話に出たのはシルヴィアの母親だった。UAAではなくシルヴィアの実家の電話番号だという。 彼女によるとこれは全てシルヴィアが仕組んだ挑戦料詐欺で、被害者はトラヴィスが初めてではないらしい。 呆然とするトラヴィスに、シルヴィア母は「男なら自分で始めたことは最後までやれ」と言い、1位との対戦場所を告げる。 対戦場所に着くと、シルヴィアの母親の言ったとおりランキング1位ダークスターが待っている。 黒尽くめで独特の呼吸音を発するマスクを被ったダークスターは、ビームカタナを抜くと「私はお前の父親だ!」宣言。 しかし5位と同じく戦う前に股間を手刀で貫かれて死んでしまう。 「こいつがアンタの父親な訳ないじゃない」 崩れ落ちるダークスターの背後から現れたのは、トラヴィスの元恋人ジーンだった。 「そうだ、俺の父親はいない…君に殺されたから」 トラヴィスの両親は、自宅でジーンによって鉈で滅多切りにされて殺されており、 その復讐の為に裏社会に身を投じて殺しの技術を磨いていたという事が明らかになる。 最初にシルヴィアに会った晩、泥酔したトラヴィスはその過去をシルヴィアに打ち明けていたのだ。 シルヴィアと交わした約束とは、1位になったら復讐相手と引き合わせる事だった。 「で、やっと会えた訳よ。シルヴィアにせいぜい感謝する事ね」 「ジーン、ずっと聞きたかった…君は誰なんだ?なぜあんな事を?」 「言えない。これを話すとレーティングに引っかかって発売中止になっちゃう」 「じゃあ早送りにするから教えてくれ」 168 :NO MORE HEROES/ノーモアヒーローズ:2008/07/29(火) 17 09 39 ID 2UFVg8EE0 _________________________________________________ ここでジーンは過去を語り始めるが、本当に早送り再生になってしまい本来は聞く事が出来ない。 しかし実は外部機器でスロー再生させる事によって、音声を聞き取る事が可能になる。 以下要約。 ジーンはトラヴィスと腹違いの妹であり、父親は愛人のトラヴィスの母親と駆け落ちしてしまった。 ジーンの母は絶望して自殺し、残されたジーンは父親に目を付けられ、古アパートで奴隷として飼われていた。 父親への恨みと幸せに暮らすトラヴィスへの嫉妬から復讐を企てる。 素性を明かさず何食わぬ顔でトラヴィスに近づき、その目の前で両親を殺害したのだ。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「君と俺が兄妹だったなんて」 「ちょっとはわかってくれた?」 「確かに殺されても仕方なかったかもしれない、…でも復讐には復讐だろ?」 戦闘が終わると、一旦は命乞いするジーンだがトラヴィスの決意は変わらないと知り諦めたように目を閉じる。 「お休みなさい、お兄ちゃん」 「次はいい夢見ろよ」 トラヴィスが十字にビームカタナを振るうと、バラバラになるジーン(手と足が痙攣)。 シルヴィアは物陰で全て見届けていた。 「全て終わった…」 自宅のトイレ、便座に座りジーンズを足元まで下げてリラックスするトラヴィス。 そこに再び謎の男ヘンリーが現れる。 「表へ出ろ、トラヴィス」 アパート正面の駐車場で切り結ぶ二人。腕が伯仲しているのか、なかなか勝負がつかない。 「こんなものかトラヴィス!笑わせるな」 「一つ聞いていいか?お前はいっつもトラヴィス、トラヴィスって友達かなんかみたいに気安く呼びやがって、一体何モンだ?」 「まだ気付いていなかったのか?俺はお前の双子の兄だ。プレイヤーもお前もとっくに気付いてるものかとばかり…」 「そんな話今まで聞いた事ねーぞ!じゃあシルヴィアはどうしたんだ?意味深に消えて以来なんの音沙汰もない」 「シルヴィアは我が妻だ。私の稼ぎでは浪費家の彼女は満足出来ず、時折こうやって消えてしまう」 「お前の妻だって!?そうか、悪い妻だ…でもいい女だったぜ」 「貴様、まさか妻と!…だが、これでこそまさに兄弟というもの」 二人は互いのビームカタナを交差させたまま駐車場から駆け出す。 「あえて聞くが、お前これからどうやって収拾をつける気だ?」 「このグダグダなエンディングを俺にまとめろっていうのか?」 「当然だ。俺は所詮ハンサムで謎めいたライバル兼兄役、オチをつけるのはお前の仕事だ」 「勘弁してくれ…全く出口が見えてこないぜ…けどよ、ひょっとしたら最初から出口なんてないのかもな。 出て行く必要なんてないんだ。違うか?」 「そうだ。俺達はただ走り続けるしかない」 「楽園って名前の出口を目指してな…行くぞッ!」 日本製アニメの締め方のように戦う二人の画でストップ。劇画調になりそこに被さる様にスタッフロールとBGM。 スタッフロールが終わるとシルヴィアが現れて、画面に向かって「ちなみに続編は出ないわよ」と断ってFIN。 しかし社名ロゴの後、TO BE CONTINUEDの字が画面に大写しになる。最後までまとまらないままゲームは一応終了。
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Travis Strikes Again No More Heroes 斜め視点ACT プレイ人数 1~2人 3,218円(税込)5.6GB→7.2GB この商品を含むセット商品 Travis Strikes Again No More Heroes + TSAシーズンパス セット 『Travis Strikes Again No More Heroes』ソフト本編と、複数の追加コンテンツを予約購入いただける『TSAシーズンパス』のセットです。 4,298円 唸れ、ビームカタナ!闘え、トラヴィス!! 伝説のゲーム機「デスドライブマーク2」に入り込み幻のゲームの主人公と闘え! それぞれのゲームをクリアして6つのデスボールを集めることで願いが叶うというが、、、 Joy-Conをおすそ分けすれば協力プレイも! デスボールを入手する物語、アドベンチャー編も実装!! メーカー グラスホッパー・マニファクチュア 配信日 2019年1月18日 対応ハード Nintendo Switch セーブデータお預かり対応 対応コントローラー Nintendo Switch Proコントローラー プレイモード TVモード, テーブルモード, 携帯モード プレイ人数× 1 ~ 2 ●プレイモードにより、プレイ人数が異なります。 ・TVモード:1~2人 ・テーブルモード:1~2人 ・携帯モード:1人 対応言語 日本語, 英語, スペイン語, フランス語, ドイツ語, イタリア語, 中国語 レーティング CERO C セクシャル, 暴力 ノーモアってあえて微妙な言い方をさせてもらうと ノーモアヒーローズのキャラを中心にその他須田ゲーや 全く関係ないインディとのコラボで、ちょっとした キャラ同士のやりとりを須田テイストで楽しみながら遊ぶミニゲーム集 みたいな認識でええのん? 色んなジャンルのゲームを舞台にしてるってだけで 本筋のアクション部分は変わらないのでミニゲーム集というわけじゃないよ 例えば2つ目のゲームのステージは、多分昔のさんまの名探偵とかみたいなADVを意識した見下ろしマップをボタンでルートを切り替えて目的の屋敷に入るって感じだけど、 マップ上での戦闘や屋敷に入ってからの戦闘はこのゲームの基礎として変わる事はない部分 -- 名無しさん (2019-01-18 14 58 32) まだ2面?で1つ目のセーブポイントにも行ってないくらいだけど 敵の湧き方が単調なのと必殺技?がイマイチわからん。 ただ確かにノーモア好きにはいい雰囲気かもね。 Rで出すやつの事ならRを連続3回入力でスティックで指定した方向に突進切り 最初に覚えるスキルはボタン押しっぱなしで敵を掴んでスティック倒して動かしてる方に吹っ飛ばして敵にぶつけて連鎖を狙える あと小ネタだけど回避からの強攻撃がちょっとアクションが変わって敵に当てやすい この辺わかると割と楽しくなると思うよ 1面クリアで隠れ家でシャツ買えるようになるけどインディータイトル系多すぎて笑ったわ。ソルトアンドサンクチュアリやゴルフストーリーのシャツまである あと昔の雑誌風のファイル読めるけどレトロゲー愛に溢れてて普通に面白いし、各ステージに隠しコマンド入力出来る場所があるって書いてあるな -- 名無しさん (2019-01-18 14 59 19) ノーモア俺もやってみた。うーん。ずっとこんな感じなのかこれ? 最初のスキルで敵掴んでぶっ飛ばすのめちゃくちゃ気持ちよくて爽快感あると思うけどなあ でもこれノーモアというかかなりトラヴィス好きな人向けのゲームだとは思うわ 自分は最初のステージのボスとの会話でもかなり満足してるレベル -- 名無しさん (2019-01-18 14 59 32) トラヴィスは一番始めのステージクリアしたけどこれめっちゃ好きだ ノーモアらしく簡単な操作で爽快なアクション、でもボスはちょっと気を抜けない 大味な部分やテキストが面白いところも変わらなくてノーモアが好きな人は楽しめそう -- 名無しさん (2019-01-18 15 02 01) 須田ゲーの残念なところは雑魚に特徴がない よくもわるくも無味無臭の本当に雑魚って認識しかない ジーンと遊びたかったな 後は長いロード画面はちゃんとロードって入れてほしい 不満書いたが満足です -- 名無しさん (2019-01-18 15 02 17) トラヴィス、6つゲームが入ってると聞いて買ったが、2つ目も同じアクションなんだが もしかして全部一緒? 6つのゲームの世界で戦うんだよ 俺も前は6つのミニゲームがあると勘違いしていたが マジか……6つ遊べると思ってたわ アクション部分があんま楽しめない -- 名無しさん (2019-01-28 21 06 49) トラヴィスストライクアゲイン内の話だとシルバー事件もkiller7もダムドもキラーイズデッドも漫画の暗闇ダンスも同じ世界で繋がってることになってる あれゲームとしてはイマイチだけどファンサービスとしてのテキスト部分はマジで最高だった -- 名無しさん (2020-12-03 10 59 39) トラヴィスストライクはシコシコ戦うゲーム場面はつまらんけど 設定とか色々面白いからゲーマーならやるべき -- 名無しさん (2020-12-03 10 59 48) 名前 コメント
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NO MORE HEROES part40-165~168 165 :NO MORE HEROES/ノーモアヒーローズ:2008/07/29(火) 16 59 53 ID 2UFVg8EE0 世界設定とだいたいの登場人物 舞台はアメリカの田舎町「サンタデストロイ」。 プレイヤーの目的は主人公である殺し屋「トラヴィス・タッチダウン」を操作して全米殺し屋ランキング一位を目指してひたすら戦う事。 【主な登場人物】 トラヴィス・タッチダウン…27歳、アメリカ出身アイリッシュ系。 趣味は格闘技・アニメ・映画を観賞する事。部屋に美少女フィギュアやアニメポスターを飾っている、いわゆるオタク青年。 両親は既に他界し、飼い猫のジーンと二人で暮らしている。 ネットオークションで競り落としたビームカタナと多数のプロレス技を武器にランキング戦に挑む。 シルヴィア・クリステル…24歳、フランス出身。米国暗殺者協会略してUAAのエージェント。 ジーン…25歳。トラヴィスの昔の恋人。トラヴィスの部屋にある写真には麦藁帽子と白いワンピース姿で写っている。 ヘンリー…27歳、ビームカタナを操る謎の青年。トラヴィスとは何らかの因縁があるようだ。 【オープニング】 殺し屋トラヴィスは、酒場で意気投合した「凄ェいい匂いでスカーレット・ヨハンソンに似たマブい女」から流れ者の暗殺依頼を受ける。 早朝、指定された場所で待つトラヴィスの前に現れたのは「イケメン・クールガイ」の同業者ヘルター・スケルターだった。 激闘の末ヘルターを倒すトラヴィスの前に、黒服を引き連れ先ほどの美女が現れる。 「おめでとう。ランキング入りよ。第11位の殺し屋として認定されました」 女の名はシルヴィア・クリステル。米国暗殺者協会(以下UAA)から派遣されたエージェントだという。 「このまま残り10人のランカーも倒して、ランキングトップになりたくない?」 という訳で、ひょんな事からトラヴィスの「殺戮の旅」が始まった。 166 :NO MORE HEROES/ノーモアヒーローズ:2008/07/29(火) 17 01 05 ID 2UFVg8EE0 【10位~】 ランキング10位はタウンゼント伯爵。裏の世界では剣聖デスメタルと呼ばれる男である。 トラヴィスは彼の私邸に正面から乗り込み、ガードマンを次々と切り倒してデスメタルの元に辿りつく。 海の見えるテラスで対峙する二人。 デ「いい眺めだろ。この景色は人の金で買ったんだ。今はこの景色以外何も要らない。だからこのまま出て行ってくれないか?」 ト「出て行くのはお前だ。死体袋に入ってな。楽園って知ってるか?」 デ「楽園?」 ト「ここがそうだ。ここは誰もが夢焦がれる場所だ…アンタはでっかい夢を手に入れた。ってことはそろそろ目を覚ましてもいい頃だ」 デスメタルと戦いと並行してトラヴィスの独白。 (この生活は俺の未来だ。プール付き豪邸、高級スポーツカー、メイド軍団、リッチな生活…成功者は全て手に入る。 同時にここには何も無いって事を俺は知ってる。多分俺は飛び込む前にもうちょっとよく考えるべきだったんだ。 もう進むしかない…先が見えない、出口を探そう。出口を抜けたら、その先はきっと楽園だ) デスメタルに勝つと、シルヴィアと黒服が現れ、現場の清掃・消毒と記録を始める。 「本当に一位になったら約束を守ってくれるんだな?」(この時点ではプレイヤーは約束の内容について何も知らされていない) 「UAAは約束を破らないわ」 「もし途中で止めたら?」 「あなたは下位のランカーから常に狙われる立場なのよ。いつでもどこにいても」 「どっちにしろ戦うしかないって事か。無間地獄…このアマはめやがったな」 「覚悟決めた方がいいんじゃない?」 「…じゃあさじゃあさ、一位になったら一回だけヤラせてくれる?」 「どうしよっかな~」 「頼む!一回だけ!」 翌日、トラヴィスの家の前にUAAのリムジンが停まり、今後の詳しい説明を受ける。 基本的なルールは二つ。ランカー同士のマッチメイクはUAAが主導する。下位ランカーはその料金を払わなくてはならない。 (プレイヤーは単純労働/暗殺のミニゲームを繰り返して資金を貯め、ATMからUAA宛に金を振り込む。この繰り返しでストーリーが進む) 167 :NO MORE HEROES/ノーモアヒーローズ:2008/07/29(火) 17 08 02 ID 2UFVg8EE0 トラヴィスは順調にランキング戦を勝ち進んでいく。 9位:二丁拳銃を操る妻子持ち・ドクターピース…得意の早撃ちが居合い抜きに破れ、腹部を斬られて死亡 8位:アフロサムライ女子高生・シノブ…トラヴィスが受講していた剣術通信教育の先生の娘と気付き、あえてトドメをささず立ち去る。 7位:全身武器のコスプレ男・デストロイマン…命乞いをして油断したところを攻撃するが、見破られ真っ二つに。 6位:義足のファッションモデル・ホリーサマーズ…負けを悟ると手榴弾を咥えて自害。 5位:パンクバンドのヴォーカル・レッツシェイク 5位のレッツシェイク戦だけは特殊で、プレイヤーが何もしない内に乱入した謎の男ヘンリーが勝手に真っ二つにしてしまう。 ヘンリーはトラヴィスを知っているようだが、トラヴィスは彼との面識が無い。 4位:手品師・ハーヴェイモイセイェヴィチヴォロダールスキー…カタナで目を斬られ失明し、自らのマジックの装置から脱出できず死亡。 3位:巨大なビーム砲を持つ老婆・スピードバスター…トラヴィスの師匠を殺害するも、トラヴィスには破れ首を斬られる。 2位:酒乱ロリータ・バッドガール…腹部にビームカタナが刺さったままトラヴィスに馬乗りになってバットを振るうも、力尽きて死亡。 後半、シルヴィアは「探さないでください」と伝書鳩を寄越し姿を見せなくなる。 最後のランカーの所在を聞き出すためずっと前に渡されたUAAの番号に電話するトラヴィス。 しかし、電話に出たのはシルヴィアの母親だった。UAAではなくシルヴィアの実家の電話番号だという。 彼女によるとこれは全てシルヴィアが仕組んだ挑戦料詐欺で、被害者はトラヴィスが初めてではないらしい。 呆然とするトラヴィスに、シルヴィア母は「男なら自分で始めたことは最後までやれ」と言い、1位との対戦場所を告げる。 対戦場所に着くと、シルヴィアの母親の言ったとおりランキング1位ダークスターが待っている。 黒尽くめで独特の呼吸音を発するマスクを被ったダークスターは、ビームカタナを抜くと「私はお前の父親だ!」宣言。 しかし5位と同じく戦う前に股間を手刀で貫かれて死んでしまう。 「こいつがアンタの父親な訳ないじゃない」 崩れ落ちるダークスターの背後から現れたのは、トラヴィスの元恋人ジーンだった。 「そうだ、俺の父親はいない…君に殺されたから」 トラヴィスの両親は、自宅でジーンによって鉈で滅多切りにされて殺されており、 その復讐の為に裏社会に身を投じて殺しの技術を磨いていたという事が明らかになる。 最初にシルヴィアに会った晩、泥酔したトラヴィスはその過去をシルヴィアに打ち明けていたのだ。 シルヴィアと交わした約束とは、1位になったら復讐相手と引き合わせる事だった。 「で、やっと会えた訳よ。シルヴィアにせいぜい感謝する事ね」 「ジーン、ずっと聞きたかった…君は誰なんだ?なぜあんな事を?」 「言えない。これを話すとレーティングに引っかかって発売中止になっちゃう」 「じゃあ早送りにするから教えてくれ」 168 :NO MORE HEROES/ノーモアヒーローズ:2008/07/29(火) 17 09 39 ID 2UFVg8EE0 _________________________________________________ ここでジーンは過去を語り始めるが、本当に早送り再生になってしまい本来は聞く事が出来ない。 しかし実は外部機器でスロー再生させる事によって、音声を聞き取る事が可能になる。 以下要約。 ジーンはトラヴィスと腹違いの妹であり、父親は愛人のトラヴィスの母親と駆け落ちしてしまった。 ジーンの母は絶望して自殺し、残されたジーンは父親に目を付けられ、古アパートで奴隷として飼われていた。 父親への恨みと幸せに暮らすトラヴィスへの嫉妬から復讐を企てる。 素性を明かさず何食わぬ顔でトラヴィスに近づき、その目の前で両親を殺害したのだ。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「君と俺が兄妹だったなんて」 「ちょっとはわかってくれた?」 「確かに殺されても仕方なかったかもしれない、…でも復讐には復讐だろ?」 戦闘が終わると、一旦は命乞いするジーンだがトラヴィスの決意は変わらないと知り諦めたように目を閉じる。 「お休みなさい、お兄ちゃん」 「次はいい夢見ろよ」 トラヴィスが十字にビームカタナを振るうと、バラバラになるジーン(手と足が痙攣)。 シルヴィアは物陰で全て見届けていた。 「全て終わった…」 自宅のトイレ、便座に座りジーンズを足元まで下げてリラックスするトラヴィス。 そこに再び謎の男ヘンリーが現れる。 「表へ出ろ、トラヴィス」 アパート正面の駐車場で切り結ぶ二人。腕が伯仲しているのか、なかなか勝負がつかない。 「こんなものかトラヴィス!笑わせるな」 「一つ聞いていいか?お前はいっつもトラヴィス、トラヴィスって友達かなんかみたいに気安く呼びやがって、一体何モンだ?」 「まだ気付いていなかったのか?俺はお前の双子の兄だ。プレイヤーもお前もとっくに気付いてるものかとばかり…」 「そんな話今まで聞いた事ねーぞ!じゃあシルヴィアはどうしたんだ?意味深に消えて以来なんの音沙汰もない」 「シルヴィアは我が妻だ。私の稼ぎでは浪費家の彼女は満足出来ず、時折こうやって消えてしまう」 「お前の妻だって!?そうか、悪い妻だ…でもいい女だったぜ」 「貴様、まさか妻と!…だが、これでこそまさに兄弟というもの」 二人は互いのビームカタナを交差させたまま駐車場から駆け出す。 「あえて聞くが、お前これからどうやって収拾をつける気だ?」 「このグダグダなエンディングを俺にまとめろっていうのか?」 「当然だ。俺は所詮ハンサムで謎めいたライバル兼兄役、オチをつけるのはお前の仕事だ」 「勘弁してくれ…全く出口が見えてこないぜ…けどよ、ひょっとしたら最初から出口なんてないのかもな。 出て行く必要なんてないんだ。違うか?」 「そうだ。俺達はただ走り続けるしかない」 「楽園って名前の出口を目指してな…行くぞッ!」 日本製アニメの締め方のように戦う二人の画でストップ。劇画調になりそこに被さる様にスタッフロールとBGM。 スタッフロールが終わるとシルヴィアが現れて、画面に向かって「ちなみに続編は出ないわよ」と断ってFIN。 しかし社名ロゴの後、TO BE CONTINUEDの字が画面に大写しになる。最後までまとまらないままゲームは一応終了。
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トラヴィス 名前:Travis デビュー:『ズートピア』(2016年) 概要 田舎町のバニーバロウに暮らしているイタチの男の子。 幼少期はいじめっ子で、キツネのギデオン・グレイの取り巻きとして、ウサギのジュディ・ホップスやヒツジのシャーラ&ガレス姉弟などをいじめていた。 大人になってギデオンは改心したが、トラヴィスのその後は不明。 エピソード ズートピア いじめっ子のギデオン・グレイとトラヴィスは、ヒツジのシャーラとガレスをいじめてチケット奪い取ろうとしていた。警察官を目指す正義感の強いジュディ・ホップスはギデオンに反抗し、彼を逆上させる。ジュディは無力さを感じつつも、シャーラたちのためにチケットを取り戻す。 登場作品 2010年代 2016年 ズートピア 声 バイロン・ハワード(2016年) 高坂宙(2016年)
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過去ログURL 過去ログ・HTML版 過去ログ・datファイル 新スレ用テンプレ 過去ログURL 【ネタバレ】killer7/キラー7【謎解明】 http //game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1118481870/ 【ネタバレ】killer7/キラー7 part2【謎解明】 http //game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1119204169/ 【ネタバレ】killer7/キラー7 part3【謎解明】 http //game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1122343524/ 【ネタバレ】killer7/キラー7 part3【謎解明】※実質part4 http //game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1124366878/ 【ネタバレ】killer7/キラー7 part5【謎解明】 http //game11.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1140610225/ 【ネタバレ】killer7/キラー7 part6【謎解明】 http //game11.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1164634080/ 【ネタバレ】killer7/キラー7 part7【謎解明】 http //game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1192936929/ 【ネタバレ】killer7/キラー7 part8【謎解明】 http //jfk.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1220578851/ 過去ログ・HTML版 【ネタバレ】killer7/キラー7【謎解明】 【ネタバレ】killer7/キラー7 part2【謎解明】 【ネタバレ】killer7/キラー7 part3【謎解明】 【ネタバレ】killer7/キラー7 part3【謎解明】※実質part4 【ネタバレ】killer7/キラー7 part5【謎解明】 【ネタバレ】killer7/キラー7 part6【謎解明】 【ネタバレ】killer7/キラー7 part7【謎解明】 過去ログ・datファイル 【ネタバレ】killer7/キラー7【謎解明】 【ネタバレ】killer7/キラー7 part2【謎解明】 【ネタバレ】killer7/キラー7 part3【謎解明】 【ネタバレ】killer7/キラー7 part3【謎解明】※実質part4 【ネタバレ】killer7/キラー7 part5【謎解明】 【ネタバレ】killer7/キラー7 part6【謎解明】 【ネタバレ】killer7/キラー7 part7【謎解明】 新スレ用テンプレ 【ネタバレ】killer7/キラー7 part*【謎解明】 機種: GC(Wii)/PS2 定価: 6800円(税込7140円)※カプコレ(廉価版・PS2専用)は税込2940円 発売日: 2005年6月9日 ジャンル: 多層人格アクションアドベンチャー 公式サイト: http //www.capcom.co.jp/killer7/ ディレクター/シナリオ:須田剛一(ghm) プロデューサー:三上真司・小林裕幸(カプコン) スレまとめサイト ttp //www28.atwiki.jp/2ch_killer7/ 前スレ 過去ログ倉庫 ttp //www28.atwiki.jp/2ch_killer7/pages/112.html 【ネタバレ】killer7/キラー7 part8【謎解明】 http //jfk.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1220578851/ 【ネタバレ】killer7/キラー7 part7【謎解明】 http //game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1192936929/ 【ネタバレ】killer7/キラー7 part6【謎解明】 http //game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1164634080/ 【ネタバレ】killer7/キラー7 part5【謎解明】 http //game11.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1140610225/ 【ネタバレ】killer7/キラー7 part3【謎解明】※実質part4 http //game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1124366878/ 【ネタバレ】killer7/キラー7 part3【謎解明】 http //game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1122343524/ 【ネタバレ】killer7/キラー7 part2【謎解明】 http //game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1119204169/ 【ネタバレ】killer7/キラー7【謎解明】 http //game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1118481870/ 関連スレ ghm・須田51総合 killer18 http //jfk.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1232874838/ よくある質問 ■副読本って何? 設定資料集(?)『Hand in killer7―Kill the past, Jump over the age.』 ぶっちゃけ読んでないとこのスレの会話についていけないので必読。 ttp //www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575164445/ ttp //www.ebookoff.co.jp/detail/Ctgry/1002/LRack/13/Cmdty/0010160716 ttp //www.ubook.co.jp/shop/goods/goods.asp?goods=1203781 現在絶版で、古本もプレミア値がついているので 在庫が残っている(らしい)ghm公式から買うのがベスト? ttps //freeville.serversecured.net/~grass8/cgi-bin/ghmshopr/top.html ■他に見ておいた方が良さそうな物は?(ネタバレ有) 『killer7 オフィシャルコンプリートガイド』 ttp //www.amazon.co.jp/dp/4906582826/ 残留思念とメモの全セリフ集が載っているので、ストーリーを振り返るのに便利。 スレ有志によるシナリオ書き起こし ttp //www28.atwiki.jp/2ch_killer7/?cmd=upload act=open pageid=115 file=uporg817923.zip 上の攻略本に載っていないムービーのセリフ等が書いてあるテキスト。 ■クリアしたし副読本も読んだけど××がよく分かりません とりあえずこのスレのまとめサイトを上から下まで全部読んでみるのを推奨 ttp //www28.atwiki.jp/2ch_killer7/ Wikipediaの記事もゲーム本編・副読本・その他のまとめとして秀逸 ttp //ja.wikipedia.org/wiki/Killer7 英語版台詞集一覧 ttp //www28.atwiki.jp/2ch_killer7/pages/115.html#id_5ad732be ■このゲームは『シルバー事件』や『花と太陽と雨と』の続編なの? 公式声明では別世界の出来事。特別ゲストで出演するキャラはいる。 ■連載小説ってどうなった? 電撃PS2に連載されていた「killer7 killer is dead」は最終回一歩手前で止まったまま。 ■羈絆門(キハンモン)のテーマが好きで好きで死にそうです 羈絆門のテーマ『Rave On』が入っているサントラを買えばいいじゃない ttp //www.amazon.co.jp/dp/B0009V92WW/ (他に人気の高いスタッフロール曲も2曲とも入っているが、 BGMが全部入っている訳でもないので注意) ■『No More Heroes』主人公のトラヴィスって、killer7のトラヴィス? あっちはトラヴィス・タッチダウン。 こっちはトラヴィス・ベル。 ■GC版とPS2版、どっちが買い? GC版は…… ○エロとグロの規制がかなり甘く、制作者の意図に近い表現になっている ○ロード時間が早くて快適 △敵を倒した時に吹き出る血の量はPS2版の方が多くてハデ ×PS2版と違い2枚組なので、途中に1度ディスクの入替えが起きる セーブデータでやり直しやクリア後の隠し要素でも同様 ×品薄。定価だとPS2カプコレ版より遥かに高い もっと詳しく違いを知りたければココ(若干ネタバレ有) ttp //www28.atwiki.jp/2ch_killer7/pages/18.html#id_7dfdb21b その他…… Wii(互換機なのでGC版が遊べる)ならghmの次回作『No More Heroes』が遊べる PS2ならghmの前作『花と太陽と雨と』が遊べる PS/PS2/PS3でも前々作『シルバー事件』が遊べるが、DSで発売予定のリメイク版を待つのも手 PS3は旧モデルならkiller7をアプコン有りで遊べるが、新型PS3だとPS2版ゲームは遊べないので注意!
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ノーモア★ヒーローズシリーズリンク 機種 タイトル 概要 判定 Wii ノーモア★ヒーローズ イカれた世界観と爽快なアクションが特徴。規制を逆手に取った表現でゲーマーを唸らせた。 バカゲー PS3/360 ノーモア★ヒーローズ 英雄たちの楽園 シリーズ初の日本語吹き替え音声を収録。しかし、その中身は2010年KOTY据置部門に選評が送られるレベルだった。 PS3 ノーモア★ヒーローズ レッドゾーンエディション 『英雄たちの楽園』の問題点を全て解消したさらなるアッパーバージョン。しかし日本語ボイスは無く、表現は完全に海外準拠となった。一部『2』のボスとも戦えるなどの追加要素もあり(*1)。 Switch/Win No More Heroes 13年ぶりにリーズナブル価格で任天堂ハードに帰還。表現は海外準拠なので残虐表現が苦手な人は注意。 バカゲー Wii ノーモア★ヒーローズ2 デスパレート・ストラグル 前作から正統進化。オープンワールド廃止でゲームテンポが改善し良作に。 良 Switch/Win No More Heroes 2 Desperate Struggle 初の移植にして国内版初の海外準拠の表現に。 Switch/PS4/Win Travis Strikes Again No More Heroes インディーゲーっぽさをあえて作り出した、まさに須田ゲーと言える一作。「10年後に評価される超実験作」(公式談)。 なし Switch/Win/PS5/XSX/PS4/One ノーモア★ヒーローズ3 シリーズ完結編。今度の相手は最凶宇宙人軍団!!アクションもパワーアップしたが引き換えにシナリオ部分は賛否両論気味に。後に発売された他機種版では、新たに日本語音声が収録されている(*2)。 バカゲー 関連作品 機種 タイトル 概要 判定 DS 花と太陽と雨と 終わらない楽園 「ホテル内の忘れ物51個を全て入手」「万歩計で51万歩以上カウントする」の条件を満たすとトラヴィスの衣装が入手可能。 賛否両論 PS3/Wii 戦国BASARA3 伊達政宗(*3)の第5武器に、ビーム・カタナとシュペルタイガーがデザイン元になった「暴走無頼剣」がコラボ装備として登場。 賛否両論 戦国BASARA3 宴 なし Switch Dragon s Dogma Dark Arisen Switch版のみ『Travis Strikes Again』とのコラボでトラヴィスをポーンとして雇用できる。また、TSAでダークアリズンのTシャツが入手可能。 なし 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL 『Travis Strikes Again』のトラヴィスのMiiコスチュームがDLCで登場。 良
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_ _ { `''< >''" / 、 `''< ----- > ´ / \ `''< ,. '" `ヽ > ´ / { ``< 〕h、 / ', V >''~ / } ` ``< 〕h、 / ' .l V V >''" > ´ / ヽ ` `\、 ' j__ j_ | |___j__,j ' >''" ' \ ヽ | }x;;;;;;ミ ̄ ィ;;;;;;ミi | , / ``< \ | { ゝ"イ ゝ"イj ! / >''" \  ̄\ v | 込、 、 ' , .イ i | .v / ̄ / ``< V ハ ハ )h。.. ___ ..イリ ! ハ V >''" \ \ ' ヽ ∧ }⌒'V゙⌒{イ / /ヽ ./ / \ V ..ハ j r==xzx==ォ イ / V' / ` /__ .∨_ ̄)八( ̄__jィ___V ' ハ ,. .v ハ , イ { { ァ一==ミ、 } } ヽ v ― / / 八ァ''⌒ヽ { v{ニヽ ヽ } ァ''⌒`八 \ V 一 /_,>''" i }{ / `ゝヽ \ }{ i ``<,_V /__/ | | /乂 _,,\_ ヽ| | \__V _, -= '' "~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~"''~、、 ̄ヽ .| / / ヽ \ .! ァ'' ̄_、+''"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~"''~、、 / ``~、 .| / / \ \ | 、丶` \/ , ' ィ( )i、 ヽ'" \―――― { ' 、 } ―――/ ∧ / \ / V{___,.. -‐ ≧ ≦ ~''< ___} / / V \ / / , ' \ \. / /___,,.、丶´ ̄ ̄~"''~、、___ { } ___、丶`` ̄ ̄~"''~、、 __\ V  ̄ ̄ ̄ { }  ̄ ̄ ̄ 名前:天使(てんし) 性別:女? killer7 A・0・記号-K-killer7.mlt 『天使』の章のボスキャラで笑う顔の親玉的な存在。 欧州の伝承の天使及び少女に似ており、顔が二次元の萌えキャラ的な造形になっている。 こんなデザインになっているのは黒幕のクン・ランの意図によるもので、ハーマン・スミスへの悪ふざけである。 翼を全て撃ち落とすと堕天使モードに変貌、悍ましい本性を見せる。 戦闘では火炎放射で攻撃してくる。 弱点は4つある顔のような赤い腫瘍。 ちなみに最期の断末魔が男に聞こえる。 キャラ紹介 Wikipedia アニヲタwiki ニコ百 ピクペ 運用法 AAは差分込み72枚。上述の翼が4枚撃破され倒れるまでの場面が23枚となっている。 ゲームにはない挙動がAAとして収められ、優遇されている。 見かけどおり天使もしくは堕天使的な扱いさらに天使のような別のナニカとして使われるだろうキャラクター。 キャラクターとして一番合っている世界観は「女神転生シリーズ」や「BAROQUE」だろう。 「遊戯王」のモンスターカードでも通用はする。 バロネス・オルツィの召喚妖精も起用できそうだ。 改造された生体兵器役としても使えるし、「僕のヒーローアカデミア」のヴィランでの起用の可能性もある。
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「道程は長く険しい…」 2周目から出現する、埋蔵トレカNO.91~135,148~150までの位置をまとめたページです。 文面とMAPを照らし合わせて、根気よくお探しくださいませ。 +■詳細位置 ■詳細位置 【トレカNO.】 【位置の詳細】 91 スタジアム北の芝生西端崖っぷち 92 最南東の道路通行止め横の細長い草地。通行止め側にある。 93 西部の橋の南部の閑静な住宅地。東部側のブロックの住宅地の南部。広い芝生の中央。 94 西部の橋の南部の閑静な住宅地。西部側のブロックの住宅地の中央。家とガレージの間の凹形に入り組んだ芝生。 95 北部の川沿い最東端。広い芝生の中央辺り。 96 北部の川沿い。東の橋の先のMAP上で深緑に見える一体の中央。 97 98の位置から川沿いに進み、最初に出会う木と2番目の木の間から少し川沿いに進んだ辺り。 98 西部の橋のすぐ北部。太い幹の木の根元。 99 ホリー・サマーズの砂浜(小さい方)の階段からまっすぐ海岸に向かった位置。 100 ボディスラムビーチ。南部の砂浜の最北端より数歩南。海岸側。 101 ボディスラムビーチ。広いほうのビーチ東端北階段と中央階段との中間あたり 102 ボディスラムビーチ。」一番南の海岸へ降りる階段そば 103 球場横の砂浜側の丘を下るとある電灯群のうち、最も砂浜側で、最も球場側の電灯のそば。 104 91の地点から崖っぷちを北に沿って行く。緑の坂の中間地点あたり。 105 モアイサークル近く。MAP南高架下、南側の柱近く 106 133,134がある芝生地帯。そこを遊歩道で三分割した南西の区画、日陰になってない部分の真ん中あたり。 107 川沿い南部。最東端の最東端。 108 モーテル”ノーモアヒーローズ”の裏。北東部寄り。 109 モーテル”ノーモアヒーローズ”のポスト奥の角。 110 エリア51南部、左下から右上に向けて細長いブロック中央の草地。金網の近く。 111 モアイサークル中央。 112 アトミックドロップ地区。南側入口北側金網とハイウェイ入口の角付近 113 アトミックドロップ地区。南側入口廃車付近 114 アトミックドロップ地区。高架下南側金網から1つめと2つめの柱の間 115 アトミックドロップ地区。南レンガ壁から金網沿いに西へ少し進んだ所 116 アトミックドロップ地区。南レンガ壁東端から東壁ぞいに北へ坂を下って一番低い所 117 アトミックドロップ地区。拡大マップで見ると太い2本の高架に挟まれてる緑の細いカーブがあり、南入口から伸びる白い道をたどると2本目の高架が「し」の字になっている。その「し」の端っこから東の太い高架の方に、数えて2つ目の丸い柱の向かいにある四角い柱のさらに裏あたり。 118 アトミックドロップ地区。MAP上で、高校入口から真東に位置する高速道路の下から少し南。道路を支える壁の中央から通常の走りで11歩ほど北東。 119 アトミックドロップ地区。真ん中の入口から入って3つ目の有刺鉄線の外側 120 アトミックドロップ地区。東のロータリー(緑の円)の柱のすぐ近く 121 アトミックドロップ地区。東の建物コンクリ壁南端角 122 アトミックドロップ地区。北西端角 123 アトミックドロップ地区。北東角 124 アトミックドロップ地区。北入口入ってすぐ北側有刺鉄線の北 125 アトミックドロップ地区。蠍駆除バイト地域を北から入り道を南へ、その入口の道と三差路の合流地点の中間 126 生垣のある家街側ブロック北東角(生垣の内側) 127 アトミックドロップ地区。三叉路のだいたい中心点から北西(左上)に横6マス・縦5マスほど行ったところ。 128 アトミックドロップ地区。三叉路から西(左)に真っ直ぐ行った壁の近く 129 アトミックドロップ地区。MAP上で、バスターミナルから真東に位置する荒地の隅。ジャンクションと壁に挟まれた角。 130 アトミックドロップ地区。118の地点付近高架の西壁南にある丸い柱の南 131 アトミックドロップ地区。南の方大きい岩付近 132 バスターミナル南部の駐車場周辺の芝生。駐車場最南端よりも南部の芝生。 133 モアイサークルの丘の高速道路側の低地から幅の狭い芝生沿いに緩い丘を登る。芝生の突き当たり。 134 モアイサークル横の落書きハウスの真裏。壁際。 135 海岸真ん中の階段を下りてまっすぐ波打ち際に進んだ所 148 川北岸西の橋から川沿いに少し歩いた所 149 マップ中央、川から北部の枯れ草地住宅群。玄関にモアイのある家の正面から見て右側。 150 149と同じ住宅エリア内。右側(レンガ沿い)、上(北)から2軒目敷地内の東南の隅。 +■MAP ■MAP※あくまで目安としてご利用くださいませ。 上へまいります